★3 | ガンヘッド(1989/日) | 一時期、民放でニュースといえば必ずこの作品のサントラが使われていたというほどの名曲揃い。だからこの映画は知らないが曲は知っているという人は多いはず。曲ばかりを褒めてるが、この作品がなかったら曲もなかったわけで、そう考えればこの作品の貢献度はかなり高い<結局曲だけかよ | [投票] |
★3 | 金融腐蝕列島 呪縛(1999/日) | 遠藤憲一らが集団で乗りこんで行く姿にワクワクした。もう少し様々な対立がしっかり描ききれていれば傑作になったのに。だって、あの株主総会の納め方ではそれまで高揚して観ていた自分をどこに持っていけばいいのか。 | [投票(1)] |
★5 | ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日) | 感心したのはスケールではない。「ワビサビ」を表現しようとした心意気と常に慌しいハリウッド映画にあって語らずに感じさせることを目指したことだ。果たしてこれが欧米人に通用したかどうかは甚だ疑問ではあるが、我々日本人にはしかと届いた。クルーズがクルーズではなくオールグレンに徹したように見えたのも好印象。ハンス・ジマーは相変わらず入魂の仕事。 [review] | [投票] |
★2 | 妖怪天国 ゴースト・ヒーロー(1990/日) | 結局ナニが見せたいのか皆目見当つかず。妖怪映画のオマージュにしたいのならもっとスッキリ見せたらいいのに。妖怪映画の肝は「しっとり感」だと信じて疑わない私はこの乾ききった空気は受け入れられない。コメディの部分も中途半端なら怖さもなし。過去の妖怪映画の冒涜にも受け取れかねない。 | [投票] |
★5 | さらば映画の友よ インディアンサマー(1979/日) | ここまで映画好きな友人を見つけたら一生の宝物。でも名画座が少なくなった今、こんな出会いはないんだろうな。当時、思わずテーマ曲のサントラ買ってしまった。物悲しいテーマが本当に泣けて。後半、唖然とする展開になっていくのも凄かったです。 | [投票(1)] |
★4 | KAMIKAZE TAXI(1995/日) | やっぱり片岡礼子っていい女優だと再認識。この中だるむ中盤って普通ならカットされますよね。でもたぶん狙っているんでしょう。あまりに殺伐とした物語にしないが為に。拾い物ってこういう映画。役所広司が本当に光っていて、大作もいいけど、こういうインディペンデント的作品にこそ出続けていて欲しいなあと切に願うのです。 | [投票(1)] |
★4 | 日本のいちばん長い日(2015/日) | 名作の真っ向勝負を避けたのは正解。これはこれでアリだし、特に配役が全て素晴らしい。酎吉さんを観たのは久々だけど抑えた演技が的確で助演男優賞あげたいくらい。ここまでやったら役所さんの最後のあれは事後だけでも良かったのではないかと。松坂くんはこういう役もしっかり受けるから好感度高い。 | [投票] |
★4 | 突入せよ! 「あさま山荘」事件(2002/日) | 傍観者として事件を描くよりも警察側の視点に執着したのは正解。統制どころか考えも方法論も異なる人々のメンツや思惑が入り乱れるも、それでも事件解決という部分に一気に集約していく展開が巧い。人間って愚かだけど信用し続けたい、鑑賞後にそんな気持が溢れ出る。渋い脇役たちの好演が光った。 [review] | [投票(1)] |
★3 | クライマーズ・ハイ(2008/日) | 力作ではある。あの広いセット(新聞社)の統制が取れているだけでもスゲエと思える。が、結果それだけに終わった感もある。リアルタイムであの事件を見聞きしているだけに、もっとあの絵空事のような大惨事をちゃんと伝えて欲しかった気がする。期待は確かにでかかった。 [review] | [投票(5)] |