★4 | 分かるぞ、この社会では一人だけ目立ったことをしてはダメなんだ、絶対多数と歩調を合わせるのが暗黙の了解なのだ。でも見てろ、オレは生垣のように周囲と同じに刈り込まれたりはしないからな! 刈られても刈られても、何度でもまた飛び出してやるぜ![Video] (Yasu) | [投票] |
★4 | 自分が社会の歯車だと自覚できるほど大人かどうかを問われる作品です。それによってコメディとも、悲劇とも捉えられます。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | まず「風」氏に次ぐ魅力を持ちえた船越のキャラ「さらり」氏をあんな形で途中退場させたことが許せない。次に女優陣の魅力の無さ。イモばっかりだ。そしてなにより嫌味だ。芸術家によるサラリーマン批判ほど独り善がりでムナクソ悪いものは無い。この映画にはクレージー映画や井上陽水の「東へ西へ」で見られるような愛情や理解が露程も無い。
(町田) | [投票(2)] |
★4 | この嫌味な毒入り喜劇がオリジナルだという点が、和田の時代感覚の鋭敏さの証し。登場人物の誰もが、一見、主体性を保っているかのようでありながら、見えない枠に閉じ込められ社会というドブ川を流されていくさまが滑稽であり悲しくもある。市川喜劇のベスト。
(ぽんしゅう) | [投票] |