「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
私の男(2013/日) |
価値観の提示が一方的すぎ、禁断の愛の“禁断”感がまるで足りない。主人公らが自分たちの価値観に溺れるのはよいとして、作り手まで一緒に陶酔してちゃしょうがない。 [review] (G31) | [投票(3)] | |
「私の男」ならぬ「俺の女」的男視線に変換されたと思しき構成はヘタ打てば「飼育」ものと同質化する構造を孕む為どうにも腑に落ちない。が、2度の事件を筆頭に描写が突き放した怜悧を維持し米犯罪小説のような即物感が漲る。度し難い瑕疵はふみのブラ。 (けにろん) | [投票(2)] | |
これはクソしょうもない [review] (ペンクロフ) | [投票(3)] | |
激しく家族を希求しながらも、絶対に家族になり得ない「愛」を生きざるを得ない者たち。この二重に否定された関係が紡ぎだす、おぞましくもピュアな「愛」は内へ内へと閉じこもるほどに濃密さを増し、他者を寄せ付けない迫力をはらむ。稀代まれな反・家族映画。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |