「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
グランド・ホテル(1932/米) |
内容で紳士像を描きながら、映画の見せ方自体もとても紳士的なのが面白い。が、この映画のグレタ・ガルボはあまり魅力的ではなかった。 (tomcot) | [投票] | |
これは映画のお手本と云うべき見事さだ。何と云ってもこの突き放しは狂気的に凄い。矢張り映画の一つの形式名として名前が残っているだけのことはある素晴らしさ。ただし、その多くは役者達とウィリアム・H・ダニエルズとセドリック・ギボンズの功績に思え、グールディングの演出は印象に残らない。 (ゑぎ) | [投票(2)] | |
長回しの人物点描と 怒涛の各組退場が映画の両端で呼応する。苦境でも善性を捨てない男爵は鬱のプリマドンナに恋の特効薬を注入して退場。満を持してのガルボ大輪の開花がオーラを放ち出色。俗人・小物担当のクロフォードも良く始祖は伊達じゃない。 (けにろん) | [投票(1)] |