「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
太陽はひとりぼっち(1962/伊) |
前半は非常によく出来ているのだが、後半に入ると急に失速する。 (赤い戦車) | [投票] | |
だだっ広い見通しの良いロケーション、例えば広場や原っぱ、飛行場といった舞台設定が、そこに配置された登場人物の孤独感を増長すると云えるのだろうが、いやもっと単純に、このような画面のスペクタクルがアントニオーニの好みだったのだろう。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
取敢えずベッドを共にしてみたけど所詮相性が合わなかった2人。それを恰も世界の週末の前兆のように描くアントニオーニの虚無は笑いを通り越し崇高に達する。暑熱の室内・馬鹿踊り・遊覧飛行・暴落の取引所などが須らく冷えた諦念で彩られ凄まじい無常。 (けにろん) | [投票] |