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ロックンロールミシン (2002/)

[Drama]
製作案納俊昭 / 馬上伸一 / 黒澤満
監督行定勲
脚本佐藤信介 / 行定勲
原作鈴木清剛
撮影福本淳
美術林田裕至
音楽めいなCo.
衣装Future eyes / ルルカンパニー
出演加瀬亮 / 池内博之 / りょう / 水橋研二 / 粟田麗 / SUGIZO / 津田寛治 / 松重豊 / 永田めぐみ / 川合千春 / 戸田昌宏 / つぐみ / 三輪明日美 / 宮藤官九郎
あらすじ夜のレストランで彼女からの連絡を待っていた賢司(加瀬亮)は、店の外にいた金髪にピアスの男と目が合う。かつて甲子園を目指していた同級生の凌一(池内博之)だった。仕事も彼女との仲もパッとしない賢司は、凌一からもらったメモをたよりに彼の家を訪ねてみた。蔦がからまり外国人がたむろする古いマンション。その一室で凌一は服飾専門学校の教師椿(りょう)、ロンドン帰りのカツオ(水橋研司)と一緒に自分達のデザイナーズ・ブランドを立ち上げようとしていた。古びたミシンを踏み続ける凌一たち。「ところで、お前パソコン使える?」そう賢司は訊かれた。原作は鈴木清剛の三島由紀夫賞作品。(120分/カラー/ワイド) (ぽんしゅう)[投票(1)]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4背中に生えた小さな羽根は、最後にはミシンの揺れと共にパタパタと嬉しそうに羽ばたいていた。 [review] (づん)[投票(5)]
★4凌一(池内博之)たちは、まだ繭の中にいるのだ。工房を包む柔らかい陽は、繭の内側で感じる輝かしい外光の予感なのだ。彼らがいつの日にか外界へと飛翔し、ストロボラッシュで世界を逆照射する日が訪れることを祈らずにいられない。良い映画だと思う。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4この「曖昧さ」がこの監督の本骨頂と感じた。どこにでもいそうな、生きることに疲れ、自信喪失気味の主人公が、服飾デザイナーたちの「異質」な空間に魅せられ、関わっていく。「一時の夢」を見たような放心状態、けだるくも静かに押し寄せてくる熱気がじんじんと響いてきた。この監督は、この路線で突き進んでほしい。 (ことは)[投票(3)]
★4この監督はこういった「目の高さの世界」を描くことが一番合っている気がする。少し斜め上から見下ろすと途端に作品は空虚になる。一歩外に出ようとする彼らの前に立ちはだかる挫折、そして壁。行き着いた先の終盤の「儀式」にはちょっと引いたが、ラストシーンでちょっとした希望が見え隠れするのは良かった。 (tkcrows)[投票(2)]
★4ネクタイ締めてる僕らのボンクラ夢物語。 [review] (Myurakz)[投票(2)]
★4間抜けだけれど充分真剣で、残酷でもあるけれどひどく優しい青春素描。ユーモラスで飄々とした語り口はこの当時の行定ならでは。やはり、便利な何でも屋に彼が使われていたここ数年を思えば、この当時の行定作品はたまらなくいとおしい。 (水那岐)[投票(1)]
★4留守電で歌う不思議な彼女が気になる。 (あちこ)[投票]
★3オーディナリー・ワールド。(レビューは後半部分の展開に言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(5)]
★2結局、世の中「夢」や「好きな事」だけじゃ生きていけないという身も蓋もない内容。加瀬亮池内博之の優柔不断さや適当さにイライラするが、逆にリアルなのも事実。['03.11.14京都文化博物館] (直人)[投票]
Ratings
5点0人
4点11人***********
3点6人******
2点4人****
1点0人
21人平均 ★3.3(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
埋もれた傑作 (ことは)[投票(35)]もっと多くの人に観てほしい、ちょっといい映画。 (づん)[投票(16)]
時代を射る男・行定勲、矢口史靖、斎藤久志の仕事 (ぽんしゅう)[投票(8)]【つぐみ】の魅力 (ことは)[投票(4)]
僕流偏愛邦画傑作選 (ことは)[投票(4)]
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