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偽りなき者 (2012/デンマーク)

Jagten
The Hunt

[Drama]
製作総指揮メッテ・ホスト・ハンセン
製作シセ・グラウム・オルセン / モーテン・カウフマン / トマス・ヴィンターベア
監督トマス・ヴィンターベア
脚本トマス・ヴィンターベア / トビアス・リンホルム
撮影シャーロッテ・ブルース・クリステンセン
美術トーベン・スティッヒ・ニールセン
音楽ニコラ・イーゲルント
衣装マノン・ラスムッセン
特撮マルティン・マッセン
出演マッツ・ミケルセン / トマス・ボー・ラーセン / アニカ・ヴィタコプ / ラセ・フォーゲルストラム / スーセ・ウォルド / ラース・ランゼ / アンヌ・ルイズ・ハッシング / アレクサンドラ・ラパポルト
あらすじ元教師のルーカス(マッツ・ミケルセン)はときどき仲間と鹿狩りに出かけながら、普段はグレテ園長(スーセ・ウォルド)のもと、幼稚園で子供たちの遊び相手となっていた。私生活では離婚間もない彼だが、息子のマルクス(ラセ・フォーゲルストラム)とはできるだけ良い関係を保ちつつ、恋人ナディア(アレクサンドラ・ラパポルト)とも交際を深めようとしていた。そんな中、狩猟仲間のテオ(トマス・ボー・ラーセン)の娘である園児クララ(アニカ・ヴィタコプ)が、贈り物を受け取らないルーカスに腹を立て、彼が性的な悪戯をしたととれる告げ口をグレテにした。一言が波紋を呼び、小さな町の中でルーカスは変質者に仕立てあげられる。〔115分/スコープ〕 (水那岐)[投票]
Comments
全12 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5よく『それでもボクはやってない』と比較されるが、明らかにやっていないと観客にアピールしてある立場で描かれる主人公の目線で描かれる本作における不条理感はむしろこちらの方が大きい。衝撃のラストは主人公の被害妄想だと信じたい。そうでなければ救いがなさすぎる。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★5それでも、子供に憎しみは見せない。泣ける、線の上ゲーム攻略法。94/100 (たろ)[投票]
★5超衝撃作、傑作。『それでもボクはやってない』は裁判劇だけどこちらは村八分劇。ほんと、人が正義を盾に何かを排除するために団結すると碌な事にならない。というか集団とは「排除されるべき存在」を常に探しているものなのか。これはそういう映画で、ラストも秀逸。 (味噌漬の味)[投票]
★4殺し殺されるハンターの不条理は、デンマークの美しい森が仕組んだ因果応報譚のよう。主人公と娘だけのインティメイトな会話、白い液と聞いて嘔吐する女上司などリアルを喚起する断片が篦棒に巧い。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4官憲司直が手を下すにも及ばないマッツ・ミケルセンの『それでもボクはやってない』。ウィズ眼鏡のマッツ・ミケルセンとウィズアウト眼鏡のマッツ・ミケルセンをいっぺんに玩味したい! という一部観客からの要望に応えたサディスティックな逸品。先人の俚諺「一粒で二度おいしい」とは云い得て妙である。 [review] (3819695)[投票(3)]
★4「思い込み」ということの根源的な恐ろしさ。ことに良識や正義を振りかざす弱者を前に、権威をもつとされる存在がなすすべもなく転落する恐怖がこの作品の核だ。男たちにとってこの転落は実に生活において親しい戦慄であるために、これは他人事と済ませられるものではない。サスペンス・ストーリーとしても一級品と呼べるだろう。 (水那岐)[投票(2)]
★4予告編を見た時からイヤあな映画だなあと見るのをためらっていた。こういう冤罪モノってそもそも嫌いなんだよね。で、いろいろ避けてたんだけどけれど、結局見てしまった。2時間ずっとイヤあな感覚は付きまとう。それは見てしまった後でも同じ、、。 [review] (セント)[投票(1)]
★4女児が性愛という自然に乗っ取られることも、カウンセラーの誘導尋問が無能の迫力を以て事態を膨張させるのも、何かに身を委ねることへの愛癖だ。 [review] (disjunctive)[投票]
★4‘ありえそう’な話。今の世の中では、園長も町の人の反応も決して過剰ではないように思う。人間関係の結びつきは昔に比べ弱くなっており、信頼も希薄になっている。それを表したのがラストではないか。 [review] (KEI)[投票]
★4マッツはハンニバルだけじゃないんです。こんな普通の男を演じるマッツがヒジョ〜〜に魅力的なのは脚本の人物描写がイケてるということでもありましょう。『光の方へ』の監督なんでした。胸毛も堪能できるよ。 [review] (jollyjoker)[投票]
★4抑制されたトーンで主人公の変化する日常を的確に描いた力作。やたら現実感があるので本当に怖い。 [review] (パピヨン)[投票]
★3烙印と人の心理の恐ろしさを一瞬で示したラストシーンはあまりに鮮やかすぎて言葉も出ない。 (シーチキン)[投票(1)]
Ratings
5点5人*****
4点15人***************
3点1人*
2点0人
1点0人
21人平均 ★4.2(* = 1)

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