コメンテータ
ランキング
HELP

Yasuさんのあらすじ: 更新順

★3百一夜(1995/仏=英)ムッシュ・シネマ(ミシェル・ピコリ)は映画と共に生まれ、今年で100歳を迎える老人だ。齢でだんだん記憶が薄れていく彼は、カミーユ(ジュリー・ガイエ)という学生を雇い、これまでに作られた映画の話を101日の間彼女に語って聞かせる。一方、彼女の情報からムッシュ・シネマが莫大な資産家であることを知った映画好きの若者たちは、彼の金を使って映画を作ろうと計画するのだが…。ムッシュ・シネマを訪ねる映画スターに、マルチェロ・マストロヤンニアラン・ドロンハリソン・フォードジェラール・ドパルデューなど錚々たる顔ぶれが並ぶほか、チョイ役でも数々の有名俳優・監督が大挙総出演。 [more][投票]
★4プラットホーム(2000/日=仏=香港)中国山西省・汾陽(フェンヤン)の町。ここをベースにする移動劇団のメンバーで幼なじみの4人、ミンリャン(明亮、ワン・ホンワァイ)・ルイジュエン(瑞娟、チャオ・タオ)・チャンジュン(張軍、リャン・チントン)・チョンピン(鐘萍、ヤン・ティエンイー)はいつも一緒に過ごしていた。やがて時代は80年代に入り、自由化の流れとともに政府から出ていた補助金は打ち切られ、劇団は金の取れるロックバンドに変わる。そして同様に、彼ら4人のつながりにも徐々に変化が生じていく。[151分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★4東京画(1985/独)ヴィム・ヴェンダースが最も敬愛する映画監督・小津安二郎。小津が『東京物語』で描いた「東京」のイメージを掴み取るべく、ヴェンダースは東京にやってきた。小津映画の常連であった俳優・笠智衆、撮影監督の厚田雄春らとの出会いや、滞在中にヴェンダース自身が見聞きした事物から、彼なりの「東京画」を、ヴェンダースはキャメラを通して描き出していく。[93分/カラー/スタンダード][投票]
★4バスを待ちながら(2000/独=仏=スペイン=キューバ=メキシコ)キューバ中部の町のバス停留所では、長距離バスの客たちがいつになっても来ないバスを待っていた。何日も待ってやっと到着したバスは空席が1つか2つ、それもコネのある客が優先的に乗ってしまうらしい。イライラが爆発しそうな乗客たちの中から、エミリオ(ウラジミール・クルス)という青年が声を上げた。「どうせ待つのならこの停留所をもっといい場所にしよう」。ジャクリーン(タイミ・アルバリーニョ)・ロランド(ホルヘ・ペルゴリア)・レグラ(アリーナ・ロドリゲス)たち他の乗客もそんな彼に同調して…。[106分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★3一瞬の夢(1997/中国=香港)シャオウー(小武、ワン・ホンワァイ)はスリで生計を立てている若者だ。かつての仲間は次々と堅気の仕事に就き、その中のヨンは実業家として成功し、シャオウーとは縁を切りたがっている様子。それでも、ヨンが結婚することを聞いたシャオウーは彼に祝い金を持って行くが、「スリの金は受け取れない」と突き返される。そんなシャオウーはある日、カラオケバーに勤めるメイメイ(ハオ・ホンジャン)と出会い、お互いに心を通わせていくのだったが…。[108分/カラー/スタンダード] [more][投票]
★3アリス(1988/チェコスロバキア)ある日アリス(クリスティーナ・コホトバ)が部屋で遊んでいると、ガラスケースの中に入った剥製のウサギが突然動きだした。ウサギはケースを出て部屋の外へ走っていき、アリスはその後を追って奇妙な世界へと入り込んでいく…。もともと短編の連作として作られ、最終的に長編にまとめられた、ヤン・シュヴァンクマイエル版「不思議の国のアリス」。[投票]
★5キートンのセブンチャンス(1925/米)ジミー(バスター・キートン)は相棒のビリー(T・ロイ・バーンズ)と証券会社をやっている。しかし仕事はうまくいかず、負債を抱えて倒産寸前。おかげで心を寄せるメアリー(ルース・ドワイヤー)と結婚できる当てもない。そんなところへ、弁護士が彼の祖父の遺言状を持ってくる。“700万ドルを相続する権利を与える”。大喜びのジミーだが、この遺言には続きがあった。“ただし27歳の誕生日の7時までに結婚した場合に限る”。「おい、27歳の誕生日っていつだ?」「…今日だ!」 [more][投票(2)]
★4イワン雷帝(第一部・第二部)(1946/露)1547年、モスクワ大公であるイワン(ニコライ・チェルカーソフ)はロシア帝国の皇帝に就いた。その波乱万丈の人生を、既得権を守ろうとする貴族たちによる表から陰からの反抗、ロシアを付け狙うヨーロッパの諸外国との戦い、側近たちとの連帯や確執、妻アナスタシアとの心の触れあいなどを絡めて描く。[第一部100分・第二部87分/第一部モノクロ・第二部パートカラー/スタンダード] [more][投票(2)]
★3君の名は 第三部(1954/日)夫・浜口(川喜多雄二)との離婚訴訟に踏み切った真知子(岸恵子)だが、浜口は逆に春樹(佐田啓二)を名誉毀損で訴える。真知子は、訴えを取り下げさせる代わりに知人の紹介で九州・雲仙に引きこもることになる。やがて浜口から離婚に応じる旨が伝えらるが、その条件は「春樹以外の男性と再婚すること」だった。そして、当の春樹は長期出張でヨーロッパに飛ぶ…。果たして真知子と春樹のすれ違いの愛の行方は? [125分/モノクロ/スタンダード] [more][投票]
★4君の名は 第二部(1953/日)真知子(岸恵子)と結ばれることはできないと知った春樹(佐田啓二)は、傷心を抱いて北海道の友人のもとに身を寄せる。しかし、真知子と夫・浜口(川喜多雄二)との結婚生活はほどなくして破綻。真知子は春樹に会いに北海道に渡るが、その春樹は現地で情熱的なアイヌの娘(北原三枝)に求愛されていた。[120分/モノクロ/スタンダード] [more][投票]
★3君の名は(1953/日)昭和20年5月24日、東京大空襲の夜。真知子(岸恵子)と春樹(佐田啓二)は、銀座で空襲の最中に出会った。二人は数寄屋橋の上で「戦争が終わってお互いまだ生きていたら、半年後ここでまた逢いましょう」と約束して別れる。しかしその半年後、真知子は、故郷の佐渡から来た伯父に縁談のため連れ戻されることになり、春樹とは逢えずに東京を去る。その後も長いことお互いの消息を求めていた二人がようやく数寄屋橋で再会した時は、真知子は既に縁談の相手・浜口(川喜多雄二)と結婚することが決まっていた。[127分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(1)]
★4柳生武芸帳・双竜秘剣(1958/日)前年製作の『柳生武芸帳』の続編。幕府の重臣・柳生家に伝わる、天下を揺るがす内容が記された3巻の武芸帳は、1巻を残しどこへとも知れず散逸したままになっていた。1巻を握る柳生家が残りの2巻とも手中にしようと動いている噂も立つところへ、幕府も武芸帳を入手するよう密命を下す。柳生家・幕府・京の公家方の隠密が武芸帳を巡って入り乱れる中、昔からこの武芸帳をつけ狙っていた隠密・千四郎(鶴田浩二)もまた動き出すのだった。そして、武芸帳の秘密がついに明かされる。[投票]
★4東京暮色(1957/日)銀行の監査役・杉山(笠智衆)の家に、夫とうまくいかない長女・孝子(原節子)が出戻ってきた。心配になる杉山だが、次女・明子(有馬稲子)も何だか秘密を抱えているらしい。一方、明子のほうは遊び仲間から自分のことを良く知っている女性がいることを聞く。その女性が、昔家族を捨てて男と出奔した母・喜久子(山田五十鈴)であることを、明子と孝子は後になって知ることになるのだった。 [more][投票(3)]
★4稲妻草紙(1951/日)旅籠で下働きをしながらおでん屋を開いているお雪(田中絹代)と、旅の侍・有馬又十郎(阪東妻三郎)とが、長い石段の道ですれ違う。その夜、お雪のおでん屋で二人は再び出くわした。有馬は、自分は上からの命令である男を探しにやってきたとお雪に話す。一方、旅籠の女中・おうた(木暮実千代)は、かつてある藩に仕官するためこの町を出ていった舩来源三郎(三国連太郎)が、戻って博奕打ちの用心棒になっていることを知る。昔舩来とお雪は恋仲でありながら、舩来がこの町を出る時、遊び人の父と病身の弟を抱えるお雪は、彼を思って身を引いていたのだった。[投票]
★2変態家族 兄貴の嫁さん(1983/日)間宮家に、長男・幸一(下元史朗)の嫁、百合子(風かおる)がやってきた。しかし幸一は新婚の妻を放ってバーのママに入れあげている様子。長女・秋子(山地美貴)は風俗に勤めるようになるし、次男・和夫(首藤啓)は万引きで警察に捕まる始末。そんな家族を暖かく見守る百合子を、父・周吉(大杉漣)は頼もしく感じるのだった。[63分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(1)]
★3清作の妻(1965/日)時は明治時代。貧しさのため呉服屋の隠居(殿山泰司)の妾になっていたおかね(若尾文子)は、隠居が急死したために店から手切れ金を受け取って、母親と故郷の村へ戻る。そんな二人を卑しい者だと爪はじきにする村人たち。そこへ、軍隊へ行っていた村の模範青年・清作(田村高廣)が帰ってくる。清作は村の決まりごとに従おうとしないおかね親子を説得する一方、この親子に偏見を持つ村人たちから二人を弁護するような形になっていたが、やがてその過程で清作とおかねは愛しあうようになっていた。しかし、日露戦争へと傾いていく時代の空気は、二人の運命を大きく変えていく…。[投票]
★4息子(1991/日)東京でアルバイト暮らしをしている哲夫(永瀬正敏)のところに、故郷・岩手の父親(三国連太郎)から電話が入った。「今日はかあちゃんの一周忌だ、帰ってこい」。実家に集まった兄・忠司(田中隆三)や姉・とし子(浅田美代子)たち兄弟は、これから誰が父の面倒をみるかで深刻な顏をしている。一方、東京に戻って鉄工所の仕事を始めた哲夫は、取引先の工場で働く征子(和久井映見)という女性にひと目惚れするのだが…。 [more][投票]
★3キネマの天地(1986/日)昭和初期、活動写真(かつては映画のことをこう呼んだ)の華やかなりし頃。浅草の松竹系の映画館で働いていた小春(有森也実)は、ある日小倉(すまけい)という映画監督の訪問を受ける。「どや、女優になってみんか」。思いがけない話に戸惑いながらも、小春は松竹蒲田撮影所の門をくぐる。撮影所では助監督・島田(中井貴一)に、また家では旅回りの役者だった父親・喜八(渥美清)と近所の奥さん・ゆき(倍賞千恵子)に見守られながら、小春は映画女優としてのキャリアをスタートさせるのだった。 [more][投票(2)]
★3100発100中(1965/日)ボンジュ〜ル!ボクはアンドリュー星野(宝田明)っていう日系3世のフランス人さ。アンディって呼んでくれよ! ボクは初めて訪れる日本をすごく楽しみにしてたのに、途中立寄った香港で何だか面倒なことに巻き込まれちゃってさ。そのせいか、日本に着くなりユミ(浜美枝)っていう美人に何故かいきなり拉致されちゃって、気が付いたらヤクザの組同士の対立に巻き込まれてたんだ。助けに来てくれた刑事さん(有島一郎)も何だか頼りにならないし、ああっ、フランスのママンに叱られちゃう〜! [93分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(4)]
★3帰郷(1950/日)太平洋戦争末期のシンガポール。ダイヤの買い付けのため滞在していた佐衛子(木暮実千代)は、守屋(佐分利信)という男と知り合う。彼はかつて海軍の士官だったが、上官の罪をかぶる形で軍を去り、世界各地を放浪する旅に出ていたのだ。そんな彼に魅かれる佐衛子。やがて終戦を迎え、東京に戻った彼女は、偶然守屋の娘・伴子(津島恵子)と出会う。守屋もまた帰国していることを知っていた佐衛子は、この父娘を引き合わせようと考えるが、伴子には母の再婚相手である隠岐(山村聰)という養父が既にいるという事実を、彼女は知る。 [more][投票(1)]