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モモ★ラッチさんのあらすじ: 投票数順

★2刑事コロンボ さらば提督(1976/米)[ネタバレ?(Y4:N1)] 第三十七話。倒叙形式のコロンボ・シリーズの例外。造船会社を経営していた提督が殺され、コロンボはその甥のチャーリー【(ロバート・ヴォーン)】に目をつけるがその矢先、第二の殺人が発生。その被害者はなんと…今回のコロンボ、ポワロの如く、最後に関係者を一堂に会して謎解きをする(90分) [投票]
★2愛する(1997/日)ミツ(酒井美紀)と努(渡部篤郎)は出会い、愛し合う。しかし運命の出会いと感じたミツとは違い、努にとってミツは行きずりの相手でしかなく、まもなく彼女の前から姿を消す。やがて二人は再会するが、ミツが病魔に犯されていることが判明する…遠藤周作の原作「わたしが・棄てた・女」の二度目の映画化(一回目は浦山桐郎監督による1969年の『私が棄てた女』)。監督は『海と毒薬』等の社会派熊井啓[投票]
★2サイコ3 怨霊の囁き(1986/米)ベイツ・モーテルを順調に運営しているノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)のもとへかつて修道院にいた女性や過去の事件に興味を抱いたジャーナリストの女性が訪れるが…アンソニー・パーキンス監督による第三作にして完結。[投票]
★4突撃(1957/米)1916年のフランス。戦況の優劣を左右する「蟻塚」奪取のためにダックス大佐(カーク・ダグラス)率いる連隊が使われることになった。大佐は反対したが、師団長ミロー将軍の脅しに屈し、しぶしぶそれを承知したものの作戦は予想通り失敗。大佐はその責任を取るために各中隊から一名合計三名のいけにえを要求され、軍事裁判にかけられる…『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』のスタンリー・キューブリック監督作品。当時のフランスで上映禁止になったそうだ。[投票]
★3アスファルト・ジャングル(1950/米)7年ぶりに娑婆に出てきたドク(サム・ジャッフェ)は知り合いの賭博業者コビイ(マーク・ローレンス)を訪れ、懲りずに宝石泥棒の計画を持ちかけ、暗黒街のボスと噂の弁護士エメリッヒ(ルイス・カルハーン)に協力依頼を要請する。そこに偶然訪れた競馬狂のディックス(スターリング・ヘイドン)らと共に行った襲撃は成功。しかし欲の前では人間の理性は無に等しく、当初予定していた計画は瞬く間に崩壊。それはさながら人生の如く…『黄金』のジョン・ヒューストン監督作品。[投票]
★5マクベス(1971/米)ところはスコットランド。勇敢に戦い勝利をものにしたマクベス(ジョン・フィンチ)が戦友のバンクオと共に雨に打たれながらの凱旋の途中、魔女に出会い、予言を受ける。マクベスはいずれ王に、バンクオの子供もいずれ王になるという。その予言に心かき乱されたマクベスは妻の入れ知恵もあってついに現国王ダンカン殺害を決行。その罪を護衛のものになすりつける。その毒牙はバンクオ及びその一粒種にも及ぶ…『ローズマリーの赤ちゃん』のロマン・ポランスキーが格調よりも生々しさを前面に打ち出してシェイクスピア四大悲劇のひとつ『マクベス』を映画化した。アメリカの「プレイボーイ」誌のヒュー・ヘフナー社長が設立したプレイボーイ・プロダクション製作の第1作。[投票]
★3密告(1943/仏)ジェルマン医師(ピエール・フレネー)のところへカラスを名乗る投書が舞い込んだ。そこには彼の不倫を断罪する文句が書かれてあった。これをきっかけに町の住人たちのもとへ中傷目的の投書が配られ始めた。その投書にはいつもジェルマンを中傷する一文も入っていた。最初はただの悪戯だろうと受け流していた人達も、それがきっかけで自殺者が出るに及んで、犯人を見つけ出そうと躍起になるが…『恐怖の報酬』のアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督作品。 [投票]
★3犯人は21番に住む(1942/仏)モンマルトル界隈で連続殺人事件が発生した。死体にいつも殺人の署名の如くデュラン氏と記した名刺が添えてあるのが奇怪である。本庁の名探偵ウエンス(ピエール・フレネー)と彼の恋人ミラ(シュジー・ドゥレール)はジュノー街21番地の下宿屋に殺人鬼の影を感じ、変装して下宿することに。そこには曰くありげな人々がたむろしていた。そこでまたも殺人が発生した…『悪魔のような女』のアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督作品。[投票]
★4わるいやつら(1980/日)総合病院の院長戸谷信一(片岡孝夫)は妻子持ちの身でありながら都合三人の愛人を囲っていた。妻と離婚するために慰謝料のお金が急務な彼は横武たつ子(藤真利子)と藤島チセ(梶芽衣子)に金の無心をする一方、新たに新進デザイナー槙村隆子(松坂慶子)に目をつけ、友人の経理士下見沢(藤田まこと)に彼女の身辺調査を依頼する。戸谷はたつ子に効き目の遅い毒薬と称して無害な風邪薬を渡し、彼女はそれを夫に与えていたが、その夫が毒殺されたと知り驚愕する。助けを求めるたつ子を戸谷は、かつての父の二号で戸谷とも関係のあった婦長の寺島トヨ(宮下順子)と共謀して殺害するが、このときから彼の人生の歯車に狂いが生じ始める…原作松本清張[投票]
★4疑惑の影(1943/米)カルフォルニア州サンタ・ローザ。チャーリー(テレサ・ライト)は同じ名を持った叔父チャーリー(ジョゼフ・コットン)が遊びに来ると聞いて心が弾む。退屈でやりきれない日常を送ってきた彼女にとってのよい刺激だ。久しぶりの再会に一家も和む。だが叔父の様子が何かおかしい。ある日家庭調査員が訪れるが実は彼らは刑事であって、殺人犯の容疑者として叔父を疑っているのだとチャーリーに打ち明ける。彼女は半信半疑ながらも協力することにしたのだが…ヒッチがどこにいたかお分かりにならなかった方へ→ [more][投票]
★4かくも長き不在(1960/仏)パリでうらぶれたカフェを営む女性テレーズ(アリダ・ヴァリ)は恋人もおりささやかながらも幸せな生活を送っていた。そんな折、「セビリヤの理髪師」の一節を口ずさむ記憶喪失の浮浪者(ジョルジュ・ウィルスン)を見て驚愕するテレーズ。彼が戦場に行ったまま行方不明だった夫アルベールにそっくりだったのだ。果たして彼は夫なのか。テレーズは何とかして彼の記憶を呼び起こそうとするのだが…戦争が人々に残した傷を淡々と描き1960年カンヌ映画祭グランプリ受賞。 [投票]
★5砂の女(1964/日)休暇を利用して昆虫採集にやってきた男(岡田英二)は、蟻地獄のようにすり鉢状になった砂の底にある一軒家に泊めてもらうことに。そこには中年の女(岸田今日子)が一人暮らしをしていた。翌朝帰ろうとすると降りるために使った縄梯子がなくなっている。そこで男は悟る、自分は働き手として蟻地獄に捕らわれた身なのだと。その日からありとあらゆる手段を行使して脱出しようと試みるが…『おとし穴』に引き続き安部公房の原作を勅使河原宏が映画化。抽象的な作品を見事に映画化したとして1964年にカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞している。[投票]
★4獄門島(1977/日)瀬戸内海の中ほどに浮かぶ小島・獄門島へ友達の雨宮から預かった遺書を携えてやってきた金田一耕助(石坂浩二)。そこには本鬼頭・千万太(ちまた)の「死にたくない」という内容の臨終のことばが書かれてあった。折りしも同じ日に戦争で消失した釣鐘と共に分鬼頭の一(ひとし)の復員の知らせがもたらされる。金田一は島民たちの反応に不安を感じるが、その思惑通り、俳句になぞられた連続殺人事件の幕が切って落とされる。金田一は容疑者に間違われながらも入り組んだ人間関係から事件の真相を暴きだそうとするのだが…市川崑監督による金田一耕介シリーズ第3弾。原作を読んだ人にも楽しめるようにと原作とは犯人を変えてあります。[投票]
★4情婦マノン(1949/仏)貨物船の中で発見された二人の密航者ロベール(ミシェル・オークレール)とマノン(セシル・オーブリー)は殺人罪で逃走中の身であった。二人は出会ったいきさつから現在に至るまでを船長に話し始める…44年のノルマンディ。ドイツ兵と関係持っていたため、危うくリンチにあいかけていたマノンを助け出したロベールは彼女の魅力に溺れる。戦後、マノンの兄に会いにパリを訪れた二人。しかし、金がなく田舎で静かに暮らしたい男と華やかな暮らしに憧れる女の間の溝が、悲劇を招く…監督は『恐怖の報酬』『悪魔のような女』のアンリ・ジョルジュ・クルーゾー。1949年ヴェネチア国際映画祭グランプリ受賞 [投票]
★4刑事コロンボ 野望の果て(1973/米)第二十話。自分に送られて来る脅迫状を利用して、愛人と別れることを執拗に迫る選挙参謀を殺害する上院議員候補(ジャッキー・クーパー)対コロンボ。今回のコロンボ、上院議員候補を護衛するために珍しく最初から登場する(90分) [投票]
★4刑事コロンボ 死者の身代金(1971/米)第二話で、シリーズ化を前提としたパイロット版。遺産目当てのために夫を射殺した上で偽装誘拐を企む女流弁護士(リー・グラント)対コロンボ。今回のコロンボ、自家用機の操縦をする(90分) [投票]
★5刑事コロンボ 逆転の構図(1974/米)第二十七話。わがままでヒステリックな妻に嫌気がさし、愛人と一緒になるために刑務所帰りの男を利用して妻を殺害し、その罪を刑務所帰りの男になすりつけようとするカメラマン(ディック・ヴァン・ダイク)対コロンボ。今回のコロンボ、浮浪者に間違われる(90分) [投票]
★4刑事コロンボ 5時30分の目撃者(1975/米)第三十一話。患者であり愛人でもある女性の夫をはずみで殺してしまった精神科医(ジョージ・ハミルトン)対コロンボ。精神科医が犯人なのは二回目。今回のコロンボ、フランス製の車の自慢をする(70分)[投票]
★5刑事コロンボ 権力の墓穴(1974/米)第二十五話。 友人が犯した殺人を利用して、遺産目当てで妻を殺害するコロンボの上司(リチャード・キリー)対コロンボ。今回のコロンボ、上司の車にタバコの灰を落とす(90分) [投票]
★4刑事コロンボ 指輪の爪あと(1972/米) 第四話。浮気調査で脅迫しようとした女性に逆に脅迫されかっとなって殺人を犯す探偵社社長(ロバート・カルプ)対コロンボ。犯人役を演じたロバート・カルプジャック・キャシディと並んで最多出演(3回)。『ダイヤルMを廻せ!』のレイ・ミランドがゲスト出演。今回のコロンボ、探偵社に誘われる(70分) [投票]