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[POV: a Point of View]
夏休み映画(本当の意味での)

夏休み時期に公開された作品ではなく、夏休みそのものが重要な背景になった作品たち。高揚感と終わる前の寂しさ、それゆえの刹那性などがたいてい浮かびあがってくる。そういえばアメリカなどでは9月から新年度のため、夏休みは年度の変わり目となり、いっそうせつなさの色合いが濃くなってくる。キーワードは「自由」(不自由さゆえの)。
A★4菊次郎の夏(1999/日)タップ、舞踏、漫才、曲芸(ジャグリング)、パントマイム、ブレイクダンス、手品、宴会芸(全裸?)、つまり芸と孤児と自由についての覚書。(レビューはラストに言及) [review]投票(2)
A★4打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?(1993/日)冒険映画。ただしミニチュア・サイズ。(レビューは作品後半部分の展開に言及) [review]投票(4)
A★4スタンド・バイ・ミー(1986/米)少年たちの目的物は、線路の「先(果て)」ではなく「脇」にある。 [review]投票(8)
A★4リリイ・シュシュのすべて(2001/日)「リリイ・シュシュなんていない。」(レビュー全面改訂2002.12.8、ネタバレ注意、レビューは冒頭からラストに言及) [review]投票(14)
A★3海辺のポーリーヌ(1983/仏)一歩間違えれば、尻の軽い人たちの単なるすったもんだだが、そうはさせない相変わらずの巧みな脚本に鑑賞後ニヤリとしながらつぶやいてしまう、この一言。「なかなかやるな、おぬし。」投票
A★3渚のシンドバッド(1995/日)「ひとりをちゃんと好きになること」と「みんなに優しくあること」(レビューは後半部分の展開に言及、橋口亮輔作品の『二十才の微熱』と『ハッシュ!』の内容にも言及) [review]投票(5)
A★3ウォーターボーイズ(2001/日)説明過剰で、10回は映画館を出て行きたくなった。が、3回、笑った。 [review]投票(2)
A★3冬冬の夏休み(1984/台湾)田舎に来た都会っ子と仁義溢れる妹。出会ったのは大自然の神秘ではなく、どろっとした大人の世界(のほんの一部)。投票
A★3トリュフォーの思春期(1976/仏)
A★3水の中の八月(1997/日)いろいろな自転車の乗り方。退屈さを映し出しているようでもあり、何かをやりたいけど何もできないもどかしさを映し出しているようでもある。投票
A★3夏休みのレモネード(2002/米)カトリックもユダヤ教もアメリカではマイノリティにあたる。ここで垣間見られる宗教的寛容は、異質で多様な要素を受け入れてきたアメリカの理念(理想系)にもつながる。良きにせよ悪きにせよアメリカのお話。そこそこ楽しめた。投票(1)
A★3天国の口、終りの楽園。(2001/米=メキシコ)彼らの通る道には、血と汗と歴史が染み込んでいる。実際には何も持っていない彼らは、代わりに若さと精液を道に染み込ませていく。(レビューはラストに言及) [review]投票(2)
A★01999年の夏休み(1988/日)
A★0NAGISA なぎさ(2000/日)
A★0夏物語(1996/仏)
A★0やかまし村の子どもたち(1986/独=スウェーデン=伊)
A★0ジュブナイル(2000/日)
A★0鉄塔武蔵野線(1997/日)
A★0この窓は君のもの(1994/日)
A★0プロヴァンス物語 マルセルの夏(1990/仏)
この映画が好きな人達

このPOVを気に入った人達 (8 人)華崎 ミュージカラー★梨音令嬢 にゃんこ IN4MATION Pino☆ ことは Kavalier クリープ