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[POV: a Point of View]
がんばっている90年代日本映画たち

じわじわとテンションを上げ始めている90年代日本映画の傑作たちを集めました。
A★5CURE/キュア(1997/日)誰でもない、空虚な穴としての「魂の伝道師」。癒し(CURE)は、そこからもたらされる。 [review]投票(7)
A★5ソナチネ(1993/日)光と風と海と、タナトス。なにげない場面にも、つねに死の緊張感がはらまれている空間。なにげない瞬間にも、つねに終わりへの予感が取り憑いている時間。 [review]投票(2)
A★5顔(1999/日)よく運動すること。よく吐くこと。よく生きること。 [review]投票(11)
A★5ニンゲン合格(1998/日)
A★4EUREKA(2000/日)
A★43−4X10月(1990/日)意味もなく始まり、とくに根拠もなくとつぜん中絶される細部。唐突だが後藤明生の小説を思い出した。後藤的饒舌さの対極にある映画のはずなのに。 [review]投票(5)
A★4お引越し(1993/日)二等辺三角形の底辺。 [review]投票(2)
B★5カリスマ(1999/日)足場がいつのまにか外されていて、あるときとつぜん曖昧な世界へと放り出される快楽。この映画は他のどんな映画にも似ていない。しいて言うならば世界に似ている。投票(3)
B★4DEAD OR ALIVE・犯罪者(1999/日)
B★4KAMIKAZE TAXI(1995/日)素材(メッセージ)をもういいっちゅうぐらいぶち込んだごった煮スープ。いろんなスパイス(テーマ)を扱っているが、隠し味(結末)が気になってやめられない止まらない。アンデスのコンドルが長い長い助走の果てに、カミカゼを引き起こす。その軌跡(奇跡)。投票(1)
B★4百年の絶唱(1997/日)時空を超えた転生への渇望、捏造された記憶の暴力。ベートーベンをバックに、熊野へ通じるトンネルを抜けて小学校の廃屋へと至る長回しが圧巻。投票
B★4萌の朱雀(1997/日)静謐な美しさのなかに秘められた、深淵としての歴史/神話。 [review]投票(2)
B★4バレット・バレエ(1999/日)死と暴力、乾いたリリシズム。 [review]投票
B★4Helpless(1996/日)いかにも「周到」な新人映画、あるいは世界への異和と乾いた暴力。 [review]投票(6)
B★3犬、走る DOG RACE(1998/日)風俗とエスニシティへの視点と、軽快なスピード感。走る走るとにかく走る。とりあえず大杉漣が完全に主役の岸谷五朗を食ってるよな。投票(2)
C★4トカレフ(1994/日)憤怒と汚辱と暴力の現実への無遠慮な介入に圧倒された。 [review]投票(9)
C★4どこまでもいこう(1999/日)少年任侠道。マーチがいい。マーチが。投票(1)
C★0大いなる幻影(1999/日)映画、現実、幻影……そして? [review]投票(4)
この映画が好きな人達

このPOVを気に入った人達 (5 人)アルキッド skmt peacefullife 夢ギドラ ペペロンチーノ