Carol Anneさんのコメント: 更新順
武士の一分(2006/日) | 地味だけど、心の奥に訴えるような原作を、美男美女でやられると、訳もなく上っ調子に見えてしまう。原作の一番大事なところが失われた映画に見える。 | [投票(1)] | |
サマータイムマシンブルース(2005/日) | 正直、本広監督は演出力が足りないと前から思ってましたが、せっかくの良い脚本がこの仕上がりでは、さすがにがっかりです。本広さんは、テレビドラマの映画化ぐらいで、お茶を濁しておいてくれたら十分です。 | [投票] | |
オールド・ボーイ(2003/韓国) | そもそもの背景にピンとこないので、映画全体も落ちもしっくりこない。原作者は妄想癖の一人っ子ですか?宗教的世界観がどこかにある欧米人にとっての方が、訴求力があるのかも。 | [投票] | |
硫黄島からの手紙(2006/米) | この映画は日本語ではあっても、日本人向けではなく、アメリカ人の為のもの。戦場の悲惨さを描くのに敗者の側から描く以上のものはないから。死んでいく捕虜の手紙を読むくだりが、アメリカ人の心に突き刺さるように映画全体が構成されている。 | [投票] | |
フラガール(2006/日) | こんなんが、「日本アカデミー」などとは、価値のない賞であることの象徴。大体、付け焼き刃のダンスシーンが下手すぎ。うっすーいテレビドラマ以上のものではない。 | [投票] | |
奥さまは魔女(2005/米) | 「いまさら・・・」という言葉への答えが、独立した映画として、きちんと表現できていたのが素晴らしい。 | [投票] | |
トゥモロー・ワールド(2006/米) | SFというより、「戦争とは何か」を表現するために、象徴化、記号化されたお話。 [review] | [投票(3)] | |
THE 有頂天ホテル(2005/日) | こんな話を1時間半以上見せつけられる「だらだら」感が、三谷幸喜の本質なのだろうけれど、いらないプロット・シチュエーションだらけで、絞り込めばもっと小気味良い作品になるのにと、いつも不思議に思う。 | [投票(1)] | |
日本沈没(2006/日) | 少なくともハリウッド映画をも含めて、地震・火山噴火物としては最もリアリティあるSFXだと思います。評価的にはそれで十分だとも。・・・あと、大地真生だけ図抜けて演技下手すぎ。 | [投票] | |
ハチミツとクローバー(2006/日) | 原作より世界がちょっと貧しいけど、きちんと本質をとらえた映画になっていた。ハグをリアルな世界で描けただけで、十分成功だと思う。 | [投票] | |
ラブ☆コン(2006/日) | 思うに、マンガオタクには総じて「リズム感」がない。凝った映像表現はできても、音楽的「センス」が欠けているので、映画畑には決定的に向かない。 [review] | [投票] | |
笑う大天使〈ミカエル〉(2006/日) | 第2の中島哲也を、制作者サイドは望んだのでしょうけど・・・、残念でした。 | [投票(1)] | |
嫌われ松子の一生(2006/日) | 映画を作る「才能」という点に於いて、中島哲也が間違いなく現在、日本のレベルを飛び越えて、世界で最も優れている監督である事を見せつけられた。ここ何年も、これほど一分の隙もない映画に出会ったことがなかった。 [review] | [投票(4)] | |
キング・コング(2005/ニュージーランド=米) | ”目ヂカラ”です。 [review] | [投票] | |
この胸いっぱいの愛を(2005/日) | この手の映画の本質は「ディテール」に宿るものだと思うが、テレビドラマにも劣る演出力では、望むべくもなかった。 | [投票] | |
四日間の奇蹟(2005/日) | 『黄泉がえり』や『この胸いっぱいの愛を』では、丁寧さの足りない演出の凡庸ぶりが残念だった。かといって、細部を思い入れ込めて描けば良くなるかといえば、それ以上に大事な物が、この映画では欠け落ちている気がした。 | [投票] | |
亀は意外と速く泳ぐ(2005/日) | すばらしい脚本だと思います。でも「ユルーイ」ので、演出に少し緻密さを出してもバランスはむしろ良くなる気がします。で、テレビの「時効警察」1話目の方が、良い感じでした。 | [投票] | |
エターナル・サンシャイン(2004/米) | ジム・キャリーを初めていい俳優だと思った。でも映画としての演出は、日本文化的には、もっと戯画的な方が良いとは思っても、アメリカ人的には、このくらいまじめな方がしっくりくるのでしょうね。 | [投票] | |
ボウリング・フォー・コロンバイン(2002/カナダ=米) | ドキュメンタリーとしては2流。ただ、マイケルムーアを楽しむ為の映画。内容はちょっとおもしろかったので、3流テレビ番組並みには楽しめた。 | [投票] | |
いま、会いにゆきます(2004/日) | 見ず知らずの人間を信用するには、時間も動機も不足しすぎ。文章では不自然でないことでも、映画ではちょっと時間の制約がきつかったのかも。話自体好きだけど。 [review] | [投票] |