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イリューダさんのコメント: 更新順

★4アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン(2015/米)後半の見せ場は楽しめたけれど、作品全体としては散漫な印象。映画単体としてはあまり評価できない。しかし、これは『帝国の逆襲』であり『二つの塔』なのであって、シリーズが完結したあとで、改めて評価すべき作品なのだと思う。 [review][投票]
★5マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)たとえ衣食住と生命を保証されて、安楽な生活をおくれるとしても、奴隷たることを肯んじない誇り高き女性たちの物語。単純かつ強烈な登場人物たちの行動原理に疑問を抱く余地はなく、魂を預けてしまって無問題!そら男たるもの白塗りジジィよりも一目惚れした女の方に命かけるよ。[投票]
★5イコライザー(2014/米)たまには完全無欠の正義の味方にひたすら圧倒されたくなる。デンゼル・ワシントンなら申し分なし。この「無敵感」の説得力は下手な筋肉アクション俳優よりはるかに上である。[投票]
★4舟を編む(2013/日)非常に丁寧で、それでいて飛躍と省略の美しさがあるとても品の良い映画でした。最低限の台詞 でわかりやすくストーリーを進めるやり方は、良い辞書の作り方とも通じるかもしれません、ってこじつけですが。[投票(1)]
★5LEGO ムービー(2014/米)この怒涛の展開とテンポの早さを考えると、英語が得意な人以外は吹き替え版のほうがいいかもしれない。吹き替え版の声優も芸達者がそろってるし。「困ったときの」声優師弟コンビ、羽佐間山寺の共演って、両人の仕事量を考えると意外に珍しいような気もする。[投票]
★5横道世之介(2012/日)いやあ、初めて三次元の女性に「萌え」ました、祥子ちゃん。 [review][投票(1)]
★2御法度(1999/日)原作の下手な「絵解き」にすぎず、オリジナルの要素は武田真治のよくわからない演説だけ。ビートたけしは魅力のある役者だと思うが、演技力はないので狂言回しの役は向かない。大島監督は当初惣三郎にキムタクを、と言っていたが、天然だったのか皮肉だったのか。[投票]
★5ゼロ・グラビティ(2013/米)傑作を見ることの悲しみ。 [review][投票(8)]
★3やぶにらみの暴君(1952/仏)「鳥、うぜぇ」「煙突掃除人、少しは自分でなんかやれ」というのが、歴史的意義とか無視した感想。単なる革命礼賛になってないしたたかな精神は感じた。宮崎駿はこういう守られるだけのヒロインのアンチテーゼとして、クラリスとかラナを造形したんだなと思う。[投票]
★3ベルリンファイル(2013/韓国)北朝鮮側のハ・ジョンウの行動は理解できるが、韓国側のハン・ソッキュはキャラクターに頼りきりで、やることが支離滅裂すぎる。でもボーンシリーズ以降のスパイアクションとしてはもっとも良く出来ていると思った。単純なパクリに終わらない気概を感じた。[投票]
★5風立ちぬ(2013/日)不思議な映画です。でもいい映画です。かつて宮崎駿監督は「戦争に勝ってもいいことはあまりないけど、戦争映画だけは作りやすくなる。敗戦国は屈折に屈折を重ねて作るしかない」と皮肉交じりに語っていましたが、不思議とこの映画に屈折は感じませんでした。 [review][投票(9)]
★2300 スリーハンドレッド(2007/米)近年猖獗をきわめた退屈なスローモーション多用戦闘シーンの元凶と考えるとその罪は重い。ペルシャ人を野蛮人(というかLotRのオークみたいな化け物)に描いたのも気に入らん。アケメネス朝ペルシャ帝国は世界で初めて民族自治と信教の自由を認めた国なのに。[投票(2)]
★4リベリオン(2002/米)中2魂あふれるアクション、設定、キャラクターに感情移入しっぱなし。それにしても主人公が今までの人生を捧げてきた政府と思想を裏切る最後のトリガーが子犬一匹って… [review][投票(2)]
★4シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011/米)ホームズ×ワトソンのニヤニヤ度は前作よりさらにアップ。ちいさな伏線の回収もなかなか気持ちよく決まって、映画としての完成度は前作より上。ただモリアーティ教授が意外と真面目な悪役だったのがちょっと残念。もっと遊び心のある人だったらホームズとの対決がより盛り上がったのでは。[投票]
★4座頭市物語(1962/日)殺陣の魅力は続編に及ばなくても、第一作らしい緊張感と説明過剰でない渋いストーリーテリングにしびれた。 [review][投票(1)]
★3マージン・コール(2011/米)こういう映画を見ていつも思うのは、単純な憤りが半分と、「もし自分があの場所にいたとして、彼らのとった行動以外のことができるだろうか」という自問である。もっともこの世でファッションと経済が最も不得手な私には杞憂もいいところだが。 [review][投票]
★4ミッション:8ミニッツ(2011/米)「映画通ほど騙される」とかいうコピーのおかげで、いわゆる「叙述トリック」系のミステリかと思ったら量子論的SFだった。序盤のワクワク感も終盤の流れるようなきれいな収束も申し分なし。ただ・・・ [review][投票(1)]
★2カラフル(2010/日)原恵一は結局枷の中でこそ本領を発揮する監督だったのだろうか。彼の敬愛する藤子・F・不二雄はそんな枷など簡単に踏み越えてみせたものだが。NHKの道徳ドラマを見せられているような白々しさに閉口。テーマを丸太ん棒のようにほっぽりだしたような作品だった。 [review][投票]
★4スーパー!(2010/米)揶揄する映画かと思ったら『キック・アス』より本気だった。底辺から放たれる悪の否定の叫びは生半可なアクションよりはるかに大きなカタルシスがあった。[投票(2)]
★3SUPER 8 スーパーエイト(2011/米)物語的因果の帰結にどうも納得がいかないというか。 [review][投票(3)]