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sawa:38さんのコメント: 更新順

★4赤い殺意(1964/日)力強さを計算し尽した今村昌平の演出と、ありとあらゆる撮影技法を繰り出す姫田真佐久のカメラ。当然の如く素晴らしいのだが、聞き取り辛い台詞は方言も相まって私は集中力を無くした。録音への意識欠如かただ軽視しているだけか、残念である。[投票(1)]
★4日本沈没(2006/日)思い入れが強い作品だけに、まったく納得出来ないんだ。「人」なんか描かなくていいんだ本作は・・・30年間、私が構想を練っていた『続・日本沈没』 [review][投票(16)]
★4夜がまた来る(1994/日)廃墟・倉庫・ネオン、例によって光と影の演出が重低音のように連なり、そして堕ちた女・名美の白い裸体が妖しく絡まってくる。石井隆の描く「夜」に酔わされる。そしてこの「夜の空気」を発散する根津甚八が巧い。[投票(1)]
★4タイヨウのうた(2006/日)本当に自身で歌い挙げる事が出来るYUIという少女をキャスティングした決断が本作の根幹を成している。「歌う」という行為の伝達能力の高さはあらゆる「演技」を凌駕してしまう。 [review][投票(5)]
★2約三十の嘘(2004/日)状況設定良し、期待感がうなぎ上りに上昇していく。が、次第に中学生の修学旅行レベルの内容に落胆を通り越して悔しささえ滲む。それは監督や俳優の責任でなく根幹たる原作の陳腐さに帰依する。とにかく安っぽい映画だ。[投票(1)]
★4パッチギ!(2004/日)4年前のW杯日韓大会最終日に『ユリョン』のコメントを確信犯で投稿した。そして本日4年後の今日、テポドン撃たれて総連と民団は和解を白紙撤回したそうです。 [review][投票(4)]
★1コンクリート(2004/日)制作側も「スタンスの迷い」を自覚しており、さらに「あやふや」な出来を認めている。これは映画にとって致命的だ。 [review][投票(4)]
★2ゴールド(1974/英)当時少年だった私にはロジャー・ムーアは007を辞めても大スターだった。そんな彼の大パニック巨編というふれこみで劇場鑑賞した失望感。ただ、エルマー・バーンスタインの秀逸なスコアは30年経った今でも覚えてます。[投票]
★1逆境ナイン(2005/日)2時間もの間、一度も笑えない自分が不思議だった。私には「感性」が足りないのかと・・ [review][投票(1)]
★3太陽にかける橋 ペーパータイガー(1975/英)デヴィッド・ニーヴンはまさに適役。三船敏郎は『天国と地獄』を想起させるも、彼の外国映画出演作はどれも皆力み過ぎて異質な感が否めない。[投票]
★5ウィスキー(2004/ウルグアイ=アルゼンチン=独=スペイン)作品終幕後、観客は突如投げ出される、思索の海へ。彼等3人の仕草・言葉を振り返り、自分なりの終幕を思索するのだ。決して無責任なラストでは無い。上映時間に比する程のコノ思索の時間の何と楽しく切ない事よ・・・素晴らしい。[投票(1)]
★1海猫(2004/日)濡れ場しか話題性が無い映画なら、レビューはソレの事を書きましょう。以下エロ [review][投票(3)]
★5ブレイキング・ニュース(2004/香港=中国)本作は「体脂肪:0」を目指している。 [review][投票(1)]
★3イン・ザ・プール(2004/日)今や「大スター」となってしまった感のあるオダギリジョーだが、彼の役者としての最大の持ち味は「笑顔」であると確信していました。だからこそ本作のようなコメディを嫌がらずに積み重ねるべきです。[投票(2)]
★4帰郷(2004/日)西島秀俊という「凡庸なキャラクター」が最大限発揮されたが故の良作。作品自体は小品であるが、このような誠実な作品を積み重ねることが邦画の歴史の再構築なのだと思う。 [review][投票(1)]
★4事件(1978/日)たとえ全てを白状しても、どうしても触れて欲しくない「心のヒダ」がある。そんな「ヒダ」を演じてみろと言われて、演じきってみせた大竹しのぶという少女が作品のステージを一段上げている。 [review][投票(3)]
★3コンスタンティン(2005/米)天国だとか地獄だとかについて真剣に語り合う人々が微笑ましい。宗教観が異なるアジアの端であたりまえに通常公開される感覚も微笑ましい。[投票]
★3ミッション(1986/英)宣教師たちの努力の甲斐なく教化に失敗した日本。ドレスとケーキでにわか信者になりたがる現代日本人。 [review][投票(1)]
★5大停電の夜に(2005/日)前作『東京タワー』のスタイリッシュさは健在、さらに脚本も充実された。もはや前作のヘタレ振りはもう無い。手放しとは言わないが私は絶賛したい。 [review][投票(4)]
★3マッドボンバー(1972/米)決定的にショボイ作りのB級サスペンスである。だが、サスペンス性は欠落しており、偏屈な爆弾魔チャック・コナーズのイカツイ顔だけがトラウマになる。70年代B級テイストを味わいたい向きには格好の作品ではある。 [review][投票]