sawa:38さんのコメント: 更新順
ターミネーター3(2003/米) | あの女ターミネーターはいい眼してたね。まるでサソリか緋牡丹か。対して男ターミネーターは星条旗を見ていた。政治家の眼、って言うのは言い過ぎですか。でももう磐石ですね。さよならシュワちゃん・・・ | [投票] | |
花と蛇(1974/日) | ひとりの女が「調教」によって生まれ変わっていく。だが、その「瞬間」が描けていない。「過程」をだらだらとSEXシーンを撮って繋げようという姿勢は所詮は「B級ポルノ」という劣等感がそうさせるのか。 | [投票] | |
戦艦大和(1953/日) | リアルである、あまりにもリアルである。生き残った本人達が監修する大和の艦内の様子は勿論、傾く大和の特撮までもが実写真通りである。故にここに装飾された「大和神話」はなく、礼賛も無い。かつて隣にいた戦友にだけ顔を向けて制作された作品であろう。 | [投票(1)] | |
半落ち(2004/日) | あまりにも多くのテーマを盛り込み過ぎたが故に、自分はどのテーマで涙したのかさえ忘れてしまう。またオープニングの柴田恭兵でどうなることやらと心配したが、さすがの芸達者陣が持ち直す・・と思ったら吉岡秀隆がいました・・・ [review] | [投票(16)] | |
ブコバルに手紙は届かない(1994/米=伊=ユーゴスラビア) | 背景の廃墟群が映画用のセットではない事実に驚き、この公開の翌年に「第二次クロアチア戦争」がまたも始まってしまった事に人間の業を思う。照準器から覗き見る隣人や友人こそ戦争の本質だろう。 | [投票] | |
あ・うん(1989/日) | 何と素敵な配役か。二大侠客の間で大向こうを唸らせる芝居を演じてみせた坂東英二が素晴らしい。また、緋牡丹お竜の後日談として見ると、その微笑ましさは倍化する。 | [投票(2)] | |
潜水艦ろ号 未だ浮上せず(1954/日) | 艦長の幼い息子が大きな軍帽を被っておどけてみせる。嗚呼、個人の事情なんて一瞬の命令で断ち切られるんだ。こういうシーンが戦争の怖さを実感させ、全篇すべてが「別れ」に向かって逝く。 | [投票] | |
宋家の三姉妹(1997/日=香港) | 中国・台湾・香港そして日本。すべての関係がこの1本、否この三姉妹で理解出来る。全篇がドラマの連続であり、歴史とはかくも名脚本家なのかと思い知らされる。ならば日本にも浅井三姉妹という好素材があるのだが・・ [review] | [投票(1)] | |
大日本帝国(1982/日) | これは右翼映画の衣を借りた反天皇制映画である。 [review] | [投票(2)] | |
ナバロンの嵐(1978/米) | 意外と絶妙な配役だったのがエドワード・フォックス。デビッド・ニーブンの後継として軽妙な英国紳士といえばこの人しかいない。外国人が思い描く「英国紳士」像ですか。まっ、勝手な思い込みですが。 | [投票] | |
新 女囚さそり701号(1976/日) | 「恨み」を体現する女優梶芽衣子から「さそり」を引き継ぐには多岐川裕美ではいささか弱すぎた。だが、ヴィジュアル的に綺麗な「さそり」は画的に◎。そして伊藤俊也前監督の遊び心が排除された本作は記憶には残らないが映画的には正しい。 | [投票] | |
少林サッカー(2001/香港) | やっぱり卵のシーンに行き着く。草を掻き毟る手、突っ張る脚・・・嗚呼まるで無声映画としてでも通ずる映像の魅力。私の「好きな映像ベスト」にどうしてもコイツが入り込んで来る。ええ、私はこの程度です。 | [投票(1)] | |
櫻の園(1990/日) | 何と言っても1990年度のキネ旬1位である。批評家も大絶賛らしい。でも私には女子高という未体験の秘境ツアーした親爺たちの高揚感が高評価に影響しているとしか思えない。 | [投票(3)] | |
無防備都市(1945/伊) | 残念だが、これはただのフィクションである。 [review] | [投票(1)] | |
浮草(1959/日) | 役者やカメラに新しい食材を得て、確かに小津色は薄まり、映画としては面白くなっていく。だが、リメイクすれども台詞の棒読みだけは小津色。私にはそれを受け入れる器量も度量も足りていない。 | [投票] | |
赤ひげ(1965/日) | 短編を継ぎ接ぎながらも上手にまとめた為、突っ込み所が無く、批評家泣かせの一品か。まさしく可も無く不可も無く。例えて言えば、出演者にとって誇りにはなるが決して代表作にはならない、そんな一品。 | [投票] | |
ドーベルマン・ギャング(1972/米) | 完全に忘れかけていた作品だったが、タイトルを聞いた途端に、あのテーマ曲が弾け、あの場面が次々と・・・単なるB級映画と思ってたのは過ちだったか? | [投票(1)] | |
緋牡丹博徒 一宿一飯(1968/日) | 川縁のお竜襲撃シーン。セットもさることながら任侠映画ならではの様式美が見事花開く。あくまでも華を撮るにはこの美しさが不可欠なのだ。それにしても鶴田浩二が顔を出すとすべてが彼のモノになってしまう。凄い存在感である。 | [投票] | |
プライド・運命の瞬間〈とき〉(1998/日) | これからイラクで行われようとすることが描かれている。だが、私たち日本人は12月23日という日に対し何の後ろめたさも忘れて、ただの祝日としてSEXに励む。 [review] | [投票(5)] | |
メカゴジラの逆襲(1975/日) | 「ゴジラ」という災いの定義が変遷し、その存在理由に収拾がつかなくなったが故の終焉。もう誰も「ゴジラ」を、そして「ゴジラ映画」を必要としなくなったが故の本多猪四郎からの決別の辞。 | [投票(1)] |