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ギスジさんのコメント: 更新順

★5素晴らしき日曜日(1947/日)雨に打たれ、ずぶぬれになった女性が、誰が来るか分からん同居人のいる部屋で、そんな気分でもないのに、どうしようもない男の要求に、肩を震わせ意を決してジャケットを脱ぐシーンに涙。女性って、女性って…強いなぁ。 [review][投票(3)]
★5ユナイテッド93(2006/仏=英=米)1%の望みを掛け抵抗する男達、隣では死を覚悟する乗客、泣き叫ぶすスチュワーデス、乗客におびえ神に祈るテロリスト、情けないほど機能しない管制センター、そしてアメリカ本国。言葉では語れない衝撃が走る。ストイックなまでに中立を保ち完成させた監督に感謝したい。[投票(4)]
★2着信アリ(2003/日)この映画の最大の見所はTV放送での「予定されてた時間に女の子は死ぬのか?」だと思う、この展開にしたのは大胆だしどうなるのか?と興味を持ったが…ふざけんな、娯楽映画だからと聞こえてきそうな展開に腹がたつ。主人公の演技力にもついていけず早送り。[投票(1)]
★4瞼の母(1962/日)母親と分かった時の忠太郎のみだれっぷりは凄まじい、こんな狂った男の涙はなかなか無い。ちんぴらが駕なり立てるうるさい映画だが、情景を感じる長回しのシーンが印象的。後半母娘をグルグル回る感情的なカメラが素晴らしく、母親の後頭部が悲しくも大変綺麗だ[投票(2)]
★4崖(1955/伊)フェリーニは人間味のある「バカ者」を描くのが上手い。ついホロッと同情を買うシーンはあるがしょせんチンピラである。 [review][投票]
★5ミッション:インポッシブル(1996/米)スパイ物にしては実に分かりやすく観るたびに評価が上がっていく作品。TV等でやると間違いなくCIA本部侵入シーンまで観てしまう。宙吊りシーンなどは特に素晴らしく、ありえない状況でクールに進行していく最中しっかり笑いも入れていく上手さ。デ・パルマ最高[投票]
★4テキサス・チェーンソー(2003/米)リメイク物だが予想以上に面白い。クソ暑そうな田舎道に、いつまでも処理できない死体・こびりついている脳みそがこの作品の雰囲気を盛り上げる。出演者達の汗と涙と恐怖から出る鼻水。そして100%変態警察官の必要以上のイジメはやり過ぎなくらいだ。必見![投票(1)]
★5エミリー・ローズ(2005/米)世間からは認知されてない悪魔払いを法廷の場で、霊的な出来事を一つ一つ検証していく難しさ。そして時折流れるエミリーの壮絶な悪魔との戦い。その映像が余りにも痛々しく、それが事実を元に描かれていると思うと、悲しみだけが残り恐怖なんぞに浸ってはられない。 [review][投票(1)]
★3オリバー・ツイスト(2005/英=チェコ=仏=伊)胸に響きそうで響かない内容。主人公も魅力的に感じるも意思をもたない人形みたいだ。雰囲気は良いがどうでもいい内容。ただポランスキーの最大の魅力は、圧倒的な映像美にある。その時代の臭い、生活感すら感じそうなリアルな映像は映画界の文化遺産である。[投票(1)]
★4黒蜥蜴(1968/日)多少のドタバタ感は感じるも、怪しくも美しい世界観が魅力的。顔だけ見れば男なのに、女性より女性らしい美輪明宏。彼の流暢な日本語と、振る舞い方が今時の女性に無い美しさを感じる。「犯罪の臭いがする」僕はそのセリフだけでご飯一杯は食える。[投票]
★1キャンディ(1968/米=伊)30分で十分な作品。2時間同じ事の繰り返し、講師・庭師・軍人・父の弟・医者・カメラマン・警官…あと誰だ?出会った男▲される、脳障害を持つ少女にさすがに同情する。こんな観方は間違っているのか、とてもじゃないがオシャレ映画には全然観れない。マジで[投票]
★3バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989/米)当時では斬新な映像ばかり、マジでビビッた。面白いのは前半のみだが、近未来のシーンがズ抜けて良い。レトロなゲームに愚痴を言う女の子・自動調整するジャケット・ハイテク感漂うスニーカー・宙に浮くスケボー、飛ぶんじゃない、浮くのが良い。リアルだ。[投票]
★3ペット・セメタリー(1989/米)哀しく、そして切ない親子愛を描いた傑作になりえたであろうこの作品、所々の恐怖感はただならぬ物を持っていると思う。しかし登場人物の不明瞭な点と、特にあのバカ親父のせいでどうしても今一歩映画に身をよせる事が出来ない。 [review][投票]
★5チャーリーとチョコレート工場(2005/米=英)チョコレート工場より主人公の家が大変魅力的。えらい傾いた、台風が来たら倒壊しそうな可愛らしい家。お母さんのスープを皆と食べながら、食後チョコレートを家族で分け、屋根裏で少年と一緒にチョコ食いながら工場や町並みを「ジーッ」と見ていたい。[投票(6)]
★3ベルンの奇蹟(2003/独)与えられた映像以外に感動がない薄い内容。ただドイツサッカーの歴史の深さだけは感じとる事が出来る。日本でいったら野球だが残念な事に国際試合が無い。06Wカップ前に撮る意義は十分感じる作品。個人的に主人公の男の子はシュワイン・シュタイガー似。[投票]
★5ヒトラー 最期の12日間(2004/独=伊=オーストリア)ヒトラーを描いた映画だが、途中僕はヒトラー自身の事より、ドイツという大国がこのような独裁者の下で崩壊寸前の危機に直面している状況が恐ろしく感じた。本当にこのような事が起きてしまったのかと、目を疑う信じられない映像だらけである。 [review][投票(2)]
★3エル・マリアッチ(1992/米)お世辞でも奇麗と言えない影像・普通のおっさんにしか見えない役者達。面白いが傑作という訳ではない。しかし予算70万というとんでもない予算で撮られた影像は、無限性の可能性を感じる。数字が語る説得性、素晴らしい。2回目は是非違う視点で映画を観よう。[投票]
★3ランド・オブ・ザ・デッド(2005/米=カナダ=仏)人間に弱点を把握され無差別に殺されるゾンビ。それでも学びながら戦い続ける姿に多少の哀愁を感じる。しかしそれ以上に制作側の情熱を感じる。「ああしよう・こうしよう」作り手が大変楽しそうだ。 [review][投票(2)]
★2不思議惑星キン・ザ・ザ(1986/露)世界観がイヤだ。辺り一面砂漠のみ、大変暑苦しそうな世界に出てくる宇宙人、文化の違いなんだろうが、みんなバカばっかである。しかも汚れて汚そうだ。水もまともに飲めるのか?不安だけがよぎる。そんなスタンスだからシュールなギャグなども笑えない。[投票]
★5ノロイ(2005/日)怖い、ホントに怖い。非常にイヤな感覚。あまりの恐怖に何度映画館を出ようと思ったか… [review][投票]