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週一本さんのコメント: 更新順

★5クロッシング(2009/米)懺悔を受けた時よりこの物語は神の視点となり展開する。人間の業、交錯、救い難い禍。奇跡無き時代に神の受ける絶望とはこのようなものだろうか。[投票(2)]
★5マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009/米)リハーサルで思わずスタッフに苛立ってしまった時すぐさま「怒ってないよ、愛している」と自分を戒めるようにマイケル。様々な醜聞に傷ついてきた男の魂は赦しに満ちていた。[投票]
★5ランボー 最後の戦場(2008/米=独)50口径の重機関銃は人間をどのように破壊してしまうか、これはグロではなくリアルなのだとランボーは雄弁に語っている。[投票(1)]
★5ミュンヘン(2005/米)「復讐と報復」というテーマよりも、場面を変え国を変え、新たなターゲット新たな登場人物、その美しく展開する映画的興奮の味わえる前半部に感動を覚えた。[投票]
★5許されざる者(1992/米)断っていた酒を口にしたとき「生まれ変わった男」は「変われなかった男」となり、自分が許されざる者であることを再び思い知った。これは普遍的な男の話だ。[投票(1)]
★5スケアクロウ(1973/米)猛獣のような男にライオンと名付けられた道化は最期に「俺は闘う」と叫び倒れた。道化にとって道化ることは闘いだったのか。[投票(1)]
★5グラン・トリノ(2008/米)イーストウッドが指鉄砲をしてみせるシーン。役者としての自分が何者なのか、これほどまでにイーストウッドは理解している。[投票(3)]
★5ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007/米)渇いている。水、油、血、全てを吸い尽すほど渇ききっている。砂漠のような男の話。[投票(1)]
★5さすらい(1976/独)男ふたりが話している。ひとり言のように。[投票]
★5コン・エアー(1997/米)普段映画などあまり見ない兄が「薄汚い男が突っ立ってるパッケージだから期待しないで借りたけど結構面白かったぞ」と教えてくれた。アニキの言うとおり傑作だった。ニコラスケイジの表情が素晴らしい。[投票]
★5男はつらいよ(1969/日)記念すべき第一作目。恋に破れた寅さんは江戸川の土手で茂みに隠れてひとり泣く。そうだ、男は本気の恋に破れた時ひとり泣きたくなるんだ。[投票]
★5レスラー(2008/米=仏)寅さんにはさくらがいた。ロッキーにはエイドリアンが。しかし彼にはリングしかなかった。[投票(2)]