週一本さんのコメント: 更新順
クロッシング(2009/米) | 懺悔を受けた時よりこの物語は神の視点となり展開する。人間の業、交錯、救い難い禍。奇跡無き時代に神の受ける絶望とはこのようなものだろうか。 | [投票(2)] | |
マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009/米) | リハーサルで思わずスタッフに苛立ってしまった時すぐさま「怒ってないよ、愛している」と自分を戒めるようにマイケル。様々な醜聞に傷ついてきた男の魂は赦しに満ちていた。 | [投票] | |
ランボー 最後の戦場(2008/米=独) | 50口径の重機関銃は人間をどのように破壊してしまうか、これはグロではなくリアルなのだとランボーは雄弁に語っている。 | [投票(1)] | |
ミュンヘン(2005/米) | 「復讐と報復」というテーマよりも、場面を変え国を変え、新たなターゲット新たな登場人物、その美しく展開する映画的興奮の味わえる前半部に感動を覚えた。 | [投票] | |
許されざる者(1992/米) | 断っていた酒を口にしたとき「生まれ変わった男」は「変われなかった男」となり、自分が許されざる者であることを再び思い知った。これは普遍的な男の話だ。 | [投票(1)] | |
スケアクロウ(1973/米) | 猛獣のような男にライオンと名付けられた道化は最期に「俺は闘う」と叫び倒れた。道化にとって道化ることは闘いだったのか。 | [投票(1)] | |
グラン・トリノ(2008/米) | イーストウッドが指鉄砲をしてみせるシーン。役者としての自分が何者なのか、これほどまでにイーストウッドは理解している。 | [投票(3)] | |
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007/米) | 渇いている。水、油、血、全てを吸い尽すほど渇ききっている。砂漠のような男の話。 | [投票(1)] | |
さすらい(1976/独) | 男ふたりが話している。ひとり言のように。 | [投票] | |
コン・エアー(1997/米) | 普段映画などあまり見ない兄が「薄汚い男が突っ立ってるパッケージだから期待しないで借りたけど結構面白かったぞ」と教えてくれた。アニキの言うとおり傑作だった。ニコラスケイジの表情が素晴らしい。 | [投票] | |
男はつらいよ(1969/日) | 記念すべき第一作目。恋に破れた寅さんは江戸川の土手で茂みに隠れてひとり泣く。そうだ、男は本気の恋に破れた時ひとり泣きたくなるんだ。 | [投票] | |
レスラー(2008/米=仏) | 寅さんにはさくらがいた。ロッキーにはエイドリアンが。しかし彼にはリングしかなかった。 | [投票(2)] |