週一本さんのコメント: 更新順
アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017/米) | And all of it is yours and mine [review] | [投票(4)] | |
山猫(1963/伊) | 例えばこのような映画としてバリーリンドンを最上級だと思っていた。しかしこの山猫を見た。(映画を単に比べるのは好きじゃないのですが)これは桁違いだった。私は畏れすら憶える。これは動く油彩であろうか。ここに人あそこに人、画面のかしこに人々が配され、シチリアの遠景はどこまでも鮮やかで… [review] | [投票(4)] | |
アメリカの友人(1977/独=仏) | 意外な結末や鮮やかな驚きなどスリラーに、こと映画にはどれだけ必要なのだろう?まるで不可解、謎も謎のまま、肌触りよく。電話のベル、サウンド、ミュージック。街、灯りと闇、列車、そして車。気怠く、しかし心地よい悪夢のような、美しい悪夢のような。 [review] | [投票(2)] | |
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017/米) | 「ああ、なんてことだ」と涙を落としながら思った、だって、嘘っぱちの夢の国がホントの夢の国になっちまうんだから [review] | [投票(4)] | |
ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984/独=米) | カットそして暗転は遮断であり接続。そしてこれが強力な演出となり「そっかー映画ってこういうことだったのか」という驚きと発見。いやはや愉快で愛らしい各シーンがあればこそなんでしょうけど | [投票(5)] | |
犬ヶ島(2018/米) | 学ラン着たウェスアンダーソン [review] | [投票(3)] | |
リメンバー・ミー(2017/米) | 何度も涙腺がゆるみ、涙があふれた。満点しかない作品。だけど… [review] | [投票(2)] | |
エド・ウッド(1994/米) | 友達と愛と夢のエドウッドが楽しくて悲しい。何が悲しい?それは結局は無才のエドウッドをティムバートンという才能が彩ったという現実が何やらどこまでも悲しい [review] | [投票] | |
ファントム・スレッド(2017/米) | 幸せな男、オマエの全ては愛によって置換された [review] | [投票(1)] | |
男たちの挽歌(1986/香港) | ここで提示されるすべての男のカッコよさに対してジョンウーが1ミリの疑問も抱いていないこと、その一点だけで作品を結晶化させていること、それ以外は何も無いこと、それらすべてを血と火薬で語ったこと | [投票(2)] | |
セブン・サイコパス(2012/英) | その賽がいかに禍いモノであっても、その七つの賽が振られ転がる様は寸分の狂いもなく正確に転がるのである [review] | [投票] | |
雨に唄えば(1952/米) | タップ、ダンスのことは全然詳しくないけどジーンケリーの天賦はあの長い腕、大きな掌じゃなかろうか?なんと見栄えのいい!楽しい!楽しい! [review] | [投票(2)] | |
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001/米) | 人生とか家族とか、帳尻合わせて、プラマイ(+−)でどっちだとか?そんなの知らねーよな。結局アンタとオレで浮かんで沈んで、もしくはオレとアンタたちで浮かんで沈んでまた浮かんで。それだけなんだけど、話なんてそれで十分だ。もっとも、そいつを楽しくおかしくやれていれば十分にいい映画ってことで、いい作品だなと思った。 | [投票(1)] | |
スリー・ビルボード(2017/米=英) | アハハ、我々を導く福音は、何故か、いつも、このように奇っ怪である | [投票(4)] | |
タクシードライバー(1976/米) | 76年、ロッキー見えるか?俺だ、トラヴィスだ、ここにいる、ここでお前に拍手を送っている、見えるかい? [review] | [投票(9)] | |
この世界の片隅に(2016/日) | あしたからどうすればいいのか、途方に暮れて、それでもあしたがやってきて、ほんとうに悲しくて悲しくて、とてもやりきれないけど、それでもやってくる [review] | [投票(3)] | |
ファンタスティック Mr.FOX(2009/米=英) | いつだって自由を望む心が君に危険を冒させる、しかし楽しいアイディア、抜群のアクション、そして何より温かい心で必ずやそれを成し遂げるだろう [review] | [投票(1)] | |
パッション(2004/米) | 完成された映画的演出で綴られたキリストの受難。審美的な良し悪しを超えて物語が立脚しているそのことが、逆説的であろうか、映画としてキリストを捉えたことの証である [review] | [投票] | |
ラストエンペラー(1987/英=中国=伊) | なんと言えばいいのか、「これが映画だ」ではなく「これは映画だ」と言いたくなるような [review] | [投票(1)] | |
レヴェナント:蘇えりし者(2015/米) | 荘厳な自然を前にして「しかし俺がいなけりゃ、山も川も凍てつく大地も所詮は無なんだ」と拳を握るような、そんな自然と同尺度に人間を映し出した視線が鮮やか [review] | [投票(4)] |