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アメリカの友人 (1977/)

Der Amerikanische Freund

[Mystery/Thriller]
製作総指揮マルガレート・メネゴーズ / レネ・グンデラッハ
監督ヴィム・ヴェンダース
脚本ヴィム・ヴェンダース
原作パトリシア・ハイスミス
撮影ロビー・ミューラー
音楽ユルゲン・クニーパー
出演デニス・ホッパー / ブルーノ・ガンツ / ジェラール・ブラン / ダニエル・シュミット / ニコラス・レイ
あらすじ画家ティツィアーノ=ポガッシュは、故画家デルワットの作品に似せて絵を書いている。故画家の作品には得に価値があるとつけ込むリプリー氏。入札会場でその絵は取巻きを囲んで高額のものとなる。落札人はアランという男。その友人、額縁職人のツィマーマンは似作だと見抜いていたが・・・。ある日、ツィマーマンの元にカナダから、友人アランの手紙が届く。その内容には、ツィマーマンの身の回りの人間しか知らない事が記されてあった。アランは知るはずも無いのに・・・動揺を隠せない彼の前に謎の男デュプラ―がビジネス話を持ち掛けてくる。ツィマーマンの身に一体何が起こっているのか?そして、彼に依頼する黒幕の狙いとは? (かっきー)[投票]
Comments
全37 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5意外な結末や鮮やかな驚きなどスリラーに、こと映画にはどれだけ必要なのだろう?まるで不可解、謎も謎のまま、肌触りよく。電話のベル、サウンド、ミュージック。街、灯りと闇、列車、そして車。気怠く、しかし心地よい悪夢のような、美しい悪夢のような。 [review] (週一本)[投票(2)]
★5映画は金をかければいいものではない (ふりてん)[投票(2)]
★5ハイスミスが描く、男の哀しいねっとり感をデニスホッパーが実現。なんか『千と千尋』の、カオナシみたいっすよね(笑)。 (uyo)[投票(1)]
★4ゆっくりと歩いてきた人生。最後に、ほんの短い時間だけでも思いっきり走ってみたら、意外と良かった・・・・友情の無い友人と。 (washout)[投票(6)]
★4この映画と『悪魔のいけにえ2』でデニス・ホッパーのその後の役者人生が定まった!(気がする) [review] (ボイス母)[投票(5)]
★4ハメット』もホントはこんな感じで撮りたかったんだろうな。サスペンスやフィルム・ノアールのスリルとバッドエンドより、「私」(と「あなた」)の存在論的孤独とエンドレスワルツを。 ()[投票(5)]
★4他人との深い関わりを避けるヴェンダースがハードボイルド友情物に行き着くのは必然だ。原色を効かせたカメラは感傷を巧みに殺し、この古風な浪漫派崩れの似非活劇に乾いた抒情を添えた。 ()[投票(1)]
★4「遅れて来たニューシネマ」みたいなラスト。そこが好き。 (しもしも)[投票(1)]
★4物語から風景を作り出すのではなく、風景から物語を作り出す姿勢を強めていった結果、もはや物語は解体され断片のみが連なる構成に。そういう意味では70年代ヴェンダースの到達点。地下鉄と列車の場面は、こんなサスペンスフルな画面がこの作家に撮れたのかと驚く出来だし、何よりラストのキレが抜群だ。 (赤い戦車)[投票]
★4トンネルを、入っては、出て、入っては・・・。 でもココが最も美しいと思います。 [review] (よちゃく)[投票]
★4前半は少々だれるのだが、しかし中盤からは全くバッチリ決まった演出だ。ヴィム・ヴェンダースは『さすらい』の後にこんな映画を撮ってしまうのだから恐れ入る。私の見たヴェンダース映画の中でも最も好きな映画。全く見事な出来映え。 (ゑぎ)[投票]
★3物語を正面から語れない典型的シネフィルの「ごっこ映画」でヒッチもどきの列車内サスペンス等パロディにさえなっていない稚戯の極みだ。しかし、不遇のホッパーを掘り起こしコッポラへと繋いだ慧眼などキャスティングセンスは伊達じゃない。 (けにろん)[投票(3)]
★3ビム・ベンダース監督作品で、フツーの人々がフツーに楽しめるのって、これしかないんじゃないの? (黒魔羅)[投票(1)]
★3如何にもデニス=ホッパーなリプリー氏。ドロンの先にもデイモンの先にも、とても立っているように見えない。しかし最後には全体が少し見えた気がする。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★3ベンダースの日常を異空間に変転させたような画作りに終始魅了されるのだが、デニス・ホッパーブルーノ・ガンツが、その風景の中に溶け込んでしまったかのようでサスペンスとしての緊張感が今ひとつ。 (ぽんしゅう)[投票]
★3心がカラカラになった。 [review] (よだか)[投票]
★3ハンブルク、NY、パリ、それぞれのウォーターフロントが印象的。街や雰囲気はいい感じなのに、そこに住む人間に生活感が感じられず印象に残らなかった。でもラストはそれまで澱んでいた低気圧が去るようなすっきり感。 [review] (埴猪口)[投票]
★3デニス・ホッパーが嬉しすぎる! [review] (レディ・スターダスト)[投票]
★3不安と孤独。どうせ行き着く先が同じなら一つでかいことでもしてやろう。妻の横で満足げな表情を浮かべる男。そして、来るべき時。男の美学を観た。 (マッツァ)[投票]
★3パリ・テキサス』『都会のアリス』みたいな温和な感じの映画のほうが好き。でもこれもキライじゃない。 (たけぞう)[投票]
★2簡単に騙され過ぎ。素人がそう簡単に殺人に荷担するとは想えない。 (ユウジ)[投票]
★2街の風景を撮らせたらこの監督は本領を発揮する。だが本筋のドラマは脚本を凝縮し過ぎなのか自己満足で堕ちていく。サスペンスにはサスペンスの撮り方があるんじゃないか? (sawa:38)[投票]
★1ヴェンダースのアメリカ映画への賛辞(サミュエル・フラーも出てる)。この系統(ジャームッシュとか)は、好みの別れるところでしょう。 (しど)[投票]
Ratings
5点17人*****************
4点44人********************************************
3点51人***************************************************
2点10人**********
1点3人***
125人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
DPへ愛をこめて (エピキュリアン)[投票(11)]地名がついた映画たち。 (TOBBY)[投票(5)]
ドイツ映画史と映画で観るドイツ史 (町田)[投票(5)]
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