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[コメント] 本陣殺人事件(1975/日)
- 点数順 (1/1) -

★5カットが全部コワイ・・・。ここまで徹底してくれると、それだけで5点です。 (worianne)[投票(2)]
★5地味な生真面目な映画だが、骨太の良い作品。 [review] (3WA.C)[投票(1)]
★5公開当時の「アートシアター」にすら書かれていることだが、低予算のおかげで舞台を現代に移しかえなければならなかったのが唯一の難点。 中尾彬の金田一耕助は、実は横溝正史はお気に入りだった。 それも原作を尊重した作品だからこそか。 (木魚のおと)[投票(1)]
★4これは田村高廣の最高演技じゃなかろうか。視覚聴覚表現も申し分なし。 [review] (町田)[投票(6)]
★4低予算を逆手に取った耽美的な田舎特有の閉鎖的な感じを出しているし、巧妙なトリックを判り易く、かつ緊張感に満ちた演出で描いているのも素晴らしい。名家に育った病的なほどに潔癖な学者の長男という役柄に田村高廣というキャスティングは、今まで見た映像化作品の中で一番ハマり役。相変わらず上手いなぁ。高沢順子のダイコン振りも、頭の足りない妹という役にはハマってる。ラストの不気味さも見事。['06.6.11DVD] (直人)[投票(2)]
★4高林陽一が創りだす明と暗の妙味。陽炎立つ葬儀のまばゆさと、春雪に見舞われた婚礼の薄暗さが名門一柳家の運命を象徴して哀れ。逆光に輝く水しぶき、琴の弦、そして鈴(高沢順子)の瞳のカットバックに、本陣の旧家に秘められた情念を感じる。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4高林陽一独特の様式美が強く感じられる。映像は明暗がくっきりして鮮やか。登場人物のキャラが秀逸で 話の展開以上に状況設定で楽しめる。 (ルクレ)[投票(1)]
★4トリックは若干怪しいが、横溝作品にありがちな複雑な人間関係に悩まされることもなくシンプルに楽しめる。大林宣彦の控えめな音楽もセンス抜群 (TOMIMORI)[投票(1)]
★4冒頭の水車の水しぶきの幻想的な美しさ、それに続いて陽炎の中を行く葬式の列・・・この出だしのシーンが秀逸。原作ではあんまり活躍しない鈴子を主役級にしたことが成功している。 (ジョー・チップ)[投票(1)]
★4中尾彬の起伏ある顔面に彫琢されたピタゴラ装置が、マニアの同好愛を通じて田村高廣と新田章を和解させる好ましさ。童貞が知恵をつけると碌なことにはならないのか。いや知恵があるから童貞なのか。ピタゴラ装置の本質的な愛嬌がすべてを赦していく。 (disjunctive)[投票]
★4金田一の内宇宙(?)が描き込まれているのがいい。 若き頃の大林宣彦による音楽は、今でも口ずさめます。音程がずれてるところまで^^; (YO--CHAN)[投票]
★3このトリックは、NHK「ピタゴラスイッチ」のオープニングに影響を与えた。ウソです。 (カレルレン)[投票(1)]
★3原作との読後感は似ているようで真逆だ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★3横溝作品に垂れ込める暗雲を吹き払うかのような、クリアーで見通しの良い画面。そのせいか、この原作本来のトリッキーな味わいを再認識できた気が。低予算という災いが面白い方向に転じている、とは思った。 [review] (くたー)[投票]
★3今にも2号ライダーに変身しそうな一文字隼人似の中尾彬だが、この現代風金田一も悪くない。トリック的にもよく出来ている。が、概ねこういうことなんだろうなと早い段階で予測できてしまった。もっと多くの怪しい奴を出して撹乱してほしかった気もする。 (クワドラAS)[投票]
★2原作と比べるのは、まったく意味のないことだとわかってはいるものの、やっぱり、小説がすばらしすぎて、がっかりしちゃた。田村さんの演技ははなまる。 (Shrewd Fellow)[投票]
★2原作は横溝の代表作のひとつだが、映画では陰惨な雰囲気が欠けていた。原作を先に読むと、どうしてもそれを期待してしまう。 (丹下左膳)[投票]