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かねぼうさんのコメント: 点数順

★5ダークナイト(2008/米)見た瞬間、直覚的に“カオス”を感じた。20世紀の思想に見られるような、構造主義的な思索の結果ではなく、純直覚的に、である。しかし、後になってこの作品の構造を見返してみると、構造主義の“カオス”の理論と完全に一致が見られるのは非常に興味深い。この作品は5回ほど見ているが、回を重ねるにつれてこの念は強くなるばかりである。 [review][投票(6)]
★5殺人の追憶(2003/韓国)衝撃!なんて凄い作品なんだ。お決まりのパターンをすんなりと破ってくるジュノの度胸には感心する。 [review][投票(3)]
★5弓(2005/韓国)ラストは2人がともに経験してきた中で、最も素晴らしい一瞬だったのだろう。そう確信させるだけの力を持った演出。魅せてくれる。 [review][投票(1)]
★5サマリア(2004/韓国)パッケージの2人のルックスと「援助交際をする女子高生」というコピーにひかれて見たけど・・・傷を負いました。ぐふ [review][投票(1)]
★5アモーレス・ペロス(2000/メキシコ)強烈な3連撃。 [review][投票]
★5マリア・ブラウンの結婚(1979/独)この女異常です。 [review][投票]
★5時計じかけのオレンジ(1971/英)火の鳥的である。小から大まで、さらには宗教、芸術、暴力まで、全てが描かれてるので、僕は驚嘆してしまった。物語のスケールが一気に昇華されていく様に違和感はなく、キューブリックは映画の持つ可能性を、私たちに得意げに見せつけているかのようだ。[投票]
★4鬼畜(1977/日)親と子供の間に立ちはだかる現実の壁。緒方拳演じる父親(素晴らしい演技だった)は、決して“完全なる鬼畜”ではない。むしろ、社会的にも人間的にも、最も弱き存在として描かれている。彼の演技を通して、作中では常に「生活が維持できない時に、親はどのように子供と向き合えば良いのか?」という疑問が我々に投げかけられる。 [review][投票(5)]
★4WALL・E ウォーリー(2008/米)愛情を感じさせる“遊び心”に溢れた映画。アトムはピクサーが映画化しろ。 [review][投票(4)]
★4青春の殺人者(1976/日)主人公と監督。二人の青春における挑戦はいかなる結末を見るのか。この作品は“等身大の作品”として、稀有の存在感を放っている。 [review][投票(3)]
★4AKIRA(1988/日)ストーリーに関しては細部まで配慮が行き届いているとは到底思えず、よく出来ているとも思わない。しかしなんと言ってもこの映画の見所は、そんな問題など簡単に吹き飛ばしてしまうほどのエネルギッシュな展開だろう。 [review][投票(3)]
★4母なる証明(2009/韓国)最初のダンスは私たちに対する謎かけである。 「なぜ、監督はこのような演出をしなければなかったのか?」 [review][投票(2)]
★4バトル・ロワイアル(2000/日)僕はまだ成人してないし、かといって子供というような歳でもない。よってこの映画で起こっていることは、大人や子供との対比としては、他人事だ。この利点を生かして、この度傍観者の立場で純粋にこの映画を楽しませてもらいます。不謹慎すか?笑 [review][投票(2)]
★4オアシス(2002/韓国)主演の2人が障害を持った人でないと後で知って驚いた。それほどリアルに迫った演技だったように思う。特にムン・ソリの場合、それは今までの“常識”に挑戦することでもあった。「男の場合ならともかく、女優がこのような役をする訳がない」という常識に、である。そして見事に僕の常識は転覆させられてしまった。参った。 [review][投票(2)]
★4うつせみ(2004/韓国=日)現代劇を装いつつも、何となく普遍性を感じさせるお伽噺へ、次第に話が純化されていく様はさすがギドクといったところ。ただ一つ気にかかるシーンが・・・かつて自身の作品を倫理的観点からゴミと称したギドクの発言にも関連します。 [review][投票(2)]
★4GODZILLA/ゴジラ(1998/米)平成生まれの俺と、ハリウッド版ゴジラの関係。回想。 [review][投票(2)]
★4受取人不明(2001/韓国)一歩踏み込んだ“痛み”の伝達に成功している。 [review][投票(2)]
★4TOKYO!(2008/仏=日=韓国=独)TOKYO!というタイトルを冠してはいるが、内容はその枠からはみ出し放題。それは、監督がこの三人だから。しかし、そのはみ出した部分こそが、この映画において最も魅力的な部分でもあるのだ。だって、監督がこの三人なのだから。“監督の個性への接近”を求める人にとっては、素晴らしい企画。 [review][投票(1)]
★4恐怖分子(1989/台湾=香港)台湾映画史に残る傑作ということだったので、かなり期待してみたが、期待しすぎたか?見た後は、どうしてここまでの評価を受けているのか釈然としない気持ちもあった・・・ まぁでもよく考えてみれば、確かに今見ても斬新な作品だったとは思う。 [review][投票(1)]
★4スター・トレック(2009/米)指揮系統の判断に物語の展開を任せるところ、非常に理知的な設定である。しかし、理知的な設定でありつつも、この監督はしっかりとアクションシーンを織り交ぜてくることを忘れない。 [review][投票]