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青春の殺人者 (1976/)

The Youth Killer

[Drama]
製作今村昌平 / 大塚和
監督長谷川和彦
脚本田村孟
原作中上健次
撮影鈴木達夫
美術木村威夫
音楽ゴダイゴ
出演水谷豊 / 原田美枝子 / 内田良平 / 市原悦子 / 白川和子 / 桃井かおり / 江藤潤 / 地井武男
あらすじじゃれ合う順(水谷豊)と恋人・ケイ子(原田美枝子)。訳あって車を取り返す為に順は親の家へと向かう。ここでマイナー時代のゴダイゴの曲。70年代の匂いたっぷり、しかも成田。そこで過去のケイ子へのレイプシーンを思い出しながらも、原田さんのでかいオッパイに目が釘付けに。それを遮るように実家に到着。車だけかっぱらって逃げようとしたが捕まって、父(内田良平)と話し合いが始まる。……買い物から帰ってきた母(市原悦子)が呑気に部屋に入ろうとすると、そこには父の変わり果てた姿が!「あんた〜」といいながら買ってきたキャベツが(←ゴリゴリ13さん、正解)!日本の革命児・長谷川和彦の作品第1号。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(3)]
Comments
全54 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5関西が舞台の原作を、背景を成田とすることで物語の時代色を濃厚にしている。マッチョな元ヤンが主人公である原作を、ナイーヴな文化系青年を主役とすることで試行錯誤の煩悶を大きくしている。 [review] (tredair)[投票(9)]
★5〜ペニス傘さし、ホーデン連れて、行けよアヌスのふるさとへ〜息子は母親の胎内から生を受け、違う女に性を求めて、母親の胎内を想うのだろうか。・・・でも、想っても想っても二度と母の胎内へは戻れないのだ。 [review] (半熟たまこ)[投票(8)]
★5元ネタは親(国家)と恋人(学生運動)との決別宣言か?役者陣の演技によりあらぬ方向に暴走。 [review] (torinoshield)[投票(8)]
★5スゴイ…! 青春のオンパレードだ! [review] (ニュー人生ゲーム)[投票(6)]
★5東京近郊の半都会という半端な土地にこびりつく「家」の呪縛。庇護という蜜の仮面の下の支配という憂鬱な粘膜。マスターベーションが大人へのトンネルの入り口なら、親殺しは出口。ちゃんと親を殺せないガキはいつまでも甘ったれた「青春」を引きずり続ける。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
★4舞台となる土地の変更に伴う土着性の決定的な変質ほか様々な要因があるとは云うものの、中上健次の小説がこれほどポップになるかと驚く。「ポップ」とは語り口や音楽の使い方だけでなく、血の海にキャベツが転がるといった色彩感覚なども含めて。 [review] (3819695)[投票(4)]
★4男も女も老いも若きも、皆白いパンツを穿いていた、あの、時代。親子・恋人・友達、どこまでも、「関係」が、追ってくる、でも、どこまでも、一人称な映画。そういうのいつもつくる人、長谷川。 [review] (はしぼそがらす)[投票(4)]
★4多分、大島組田村孟脚本はモラトリアムに生き何も成就できず且つ、親達の溺愛に窒息しかかる子供の衝動的解放を弁証的に問うた筈だが、今村直伝の長谷川演出は、ひたすらな細部の精緻さと息苦しいまでの閉塞感に拘り、ロジックを解体し映画を解放する。 (けにろん)[投票(4)]
★4主人公と監督。二人の青春における挑戦はいかなる結末を見るのか。この作品は“等身大の作品”として、稀有の存在感を放っている。 [review] (かねぼう)[投票(3)]
★4革命前夜の長谷川和彦 [review] ()[投票(3)]
★4原田美枝子のはちきれんばかりの裸体と市原悦子の断末魔の叫びがこの映画の全てであると言い切ってしまおう!そして水谷豊の問題あり演技にはこの際目をつむろう! (マッツァ)[投票(3)]
★4天使不在の青春狂走曲。 [review] (づん)[投票(2)]
★4現実感ありまくりの非現実 (washout)[投票(2)]
★3長谷川和彦の公僕嫌い、というか不信感がよく表われている。怪しい水谷豊をきちがい扱いして取り合わない警官は、『太陽を盗んだ男』の警察と同じく最後まで主人公を捕まえることができない。というより、空気のように実体のない組織としか思えないのだ。それに反して→ [review] (水那岐)[投票(11)]
★3磔刑。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(4)]
★3セイシュン・・・ソレは水谷豊の白いブリーフ・・・ [review] (ボイス母)[投票(4)]
★3キャベツが (ゴリゴリ13)[投票(3)]
★3親子のことに法律は関係ない、という市原の認識が突然に映画をエディプスの昔に運んでいく前半がとても素晴らしい。なぜこのまま突き進まないのか。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★3映画は面白くない。でも、こんな背景の映画は、あんまり観られないかもしれない。 [review] (kazby)[投票(2)]
★3青春の閉塞感は、未だこの映画を過大評価させる。家族への依存心から、脱却する心の葛藤は、古来から未来まで、変わらず続く。見る年齢によって、評価の違う映画。 (Carol Anne)[投票(1)]
★2ゴジ第一回監督作品。その熱き想いが俳優たちの台詞に乗り移り、語る語るのATG。破滅型の青春を描く事でしか存在感を示せなかった悲しき世代の凡作。 [review] (sawa:38)[投票(3)]
★2ATG作品はどうも苦手でしたが、30年経過すればもしやと思いDVDレンタル。出来心でした。もうしません。すいません。許してください。 (NOM)[投票(1)]
Ratings
5点29人*****************************
4点44人********************************************
3点41人*****************************************
2点6人******
1点0人
120人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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