TOBBYさんのコメント: 点数順
アイス・ストーム(1997/米) | 70年代の家族像を見事に映像化。無秩序な親の世代とドライで自分達の世界に生きる子供世代の痛々しさが胸に染みます。アン・リー監督のセンスの光る秀作。 [review] | [投票(4)] | |
銀河ヒッチハイク・ガイド(2005/米=英) | 映画っていいなと、見終わった後に胸いっぱいになった。最高の映像、最高のアートワーク、最高のキャスティング。溢れんばかりにセンスが光っている。SFとコメディと現実のバランスが最高。強いて難をい言えばラストが急ぎ過ぎてガタついている部分か?。 [review] | [投票(3)] | |
疑惑(1982/日) | 日本映画で役者の演技だけでラストまで魅せる映画というのは凄い!。桃井の圧倒的な存在感は必見の価値がある。これを観てしまうと球磨子役に他のキャスティングなんて考えられない!。監督の演出を遥かに超えてしまったであろう桃井の女優の輝き。観ていて嬉しくなってしまう程に彼女の才を堪能出来る。 [review] | [投票(3)] | |
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔(2002/米=ニュージーランド) | 観客が映画に求める基本的な要素。即ち、現実を消し去る「夢」、息をも尽かせぬ「スケール感」、胸躍る「冒険心」、目を見張るセットやCG含めたロケーションの「完成度」、心を射止めるキャスティングの「存在感」。続編なのに全てが揃っているのだから凄い。 [review] | [投票(3)] | |
さよなら子供たち(1987/独=仏) | 名匠ルイ・マル監督の自伝的要素の濃い忘れがたい作品。描かれた少年達と同世代で作品を体験したので思う所も多くありました。子供達の無邪気な日常に忍び寄る戦争のもたらす残酷さ。目を反らしては行けない過去が、現実が、ここには在ります。 [review] | [投票(3)] | |
ハムナプトラ・失われた砂漠の都(1999/米) | 娯楽アドヴェンチャーとして、たっぷり楽しめた痛快作。ブレンダン・フレイザー扮する主人公の危機に瀕しても暢気でユーモラスというヒーロー像はハリソンやスタローン、シュワルツネッガーら過去の典型に比べかなり画期的!!。 [review] | [投票(3)] | |
グーニーズ(1985/米) | 子供心に湧き上がる冒険心に絶妙に火をつける名作。この作品の評価したいのは人間以外のキャラクターに頼らずにきちんと描いた所。個性豊かな子供たちもナイス。シンディの歌う「グーニーズはグッドイナフ!」はご機嫌なナンバー!。 | [投票(3)] | |
ミッション(1986/英) | 80年代に多く創られた、きちんと核のある大作のひとつ。ここで見せるデニーロの真摯な演技は胸を打つ。現地の子供たちの無垢な瞳も印象深い。そしていつまでも心に鳴り響くのが彼らの歌声。この感動を忘れ切る事が出来ようか?。 | [投票(3)] | |
オーメン(1976/米) | ホラー映画を考える時、未だに自分の中でNO.1の作品です。CGやSFXに頼らず、これ程に心理的恐怖を与えるストーリーテリングの緻密さとそこに薫る文学性。それに子役を引き立たせるグレゴリー・ペックとリー・レミックの名演。シリーズ中、一番の傑作。 [review] | [投票(3)] | |
螢川(1987/日) | 日本の良い和の部分をきちんと描写してあり、「蛍」というキーワードで物語が進行するのがドラマチック。良き母親役の十朱幸代が綺麗かつ優しさを滲ませて好演。この作品はもっと評価されるべき。 [review] | [投票(3)] | |
危険な関係(1988/米) | ラクロ原作の退廃小説をフランス人が悔しがるくらいな完成度でハリウッドが映画化。複雑にからまる人間心理を豪華なコスチュームとグレン・クロースが圧倒的な存在感と演技で魅了。ラストは圧巻!!。 [review] | [投票(3)] | |
ヴァージン・スーサイズ(1999/米) | 原作のポエティックな文学性をソフィア・コッポラは映像化することに見事に成功。70’sテイストたっぷりの青春ドラマは単なるガーリー・ムービーという枠ではくくれない輝きを放っています。 [review] | [投票(3)] | |
コンスタンティン(2005/米) | スタイリッシュな映像。荒唐無稽なようで、きっちりと辻褄の合う脚本。それぞれの与えられた役を嬉々と演じる役者たち。モダンホラーテイストな世界観をチープに描かずハイクォリティに仕上げた魅惑的な作品。陰りある悪魔払いを演じたキアヌ・リーブスの存在感は抜群。 [review] | [投票(2)] | |
ブラジルから来た少年(1978/英=米) | 予備知識なしで本作を観てアッと言う間に引きずり込まれたモダンホラー作品。老年に差し掛かった二人の名優オリヴィエとペックの火花散る演技対決も見応えあるがフィクションとノンフィクションの狭間を行き来する世界観が素晴らしい。 [review] | [投票(2)] | |
木曜組曲(2002/日) | 邦画でもこんなに雰囲気のあるエスプリ効いた小粋な作品が存在したことに感動。エキセントリックな浅丘ルリ子とスクリーンに映える大陸的な美貌の鈴木京香が見応え充分。 [review] | [投票(2)] | |
イディオッツ(1998/仏=伊=デンマーク=オランダ) | 画面いっぱいに広がる嘘偽りの無い世界。創りごとじゃない真実を思いきり突き付けられた感じ。口先だけの青い若者が氾濫する日本との差を思いきり見せつけられた想い。 [review] | [投票(2)] | |
フォレスト・ガンプ 一期一会(1994/米) | 60年代以降のアメリカン・オデュッセイ。そして映画としてのアメリカン・レガシー。人生を真っ直ぐに走り続ける真摯で素直な主人公ガンプは誰しもの心に残る。演じるハンクスのヒューマンでハートフルな演技が胸を打つ。 [review] | [投票(2)] | |
セント・エルモス・ファイアー(1985/米) | 80’Sに生まれた青春映画のイコン。役者達は、活き活きと演じ、そこには涙が!愛が!友が溢れてます。世代世代で観て思う印象は違えどテーマに普遍性がある。青春の一本!。 [review] | [投票(2)] | |
ギルバート・グレイプ(1993/米) | ハルストレム監督の才能大爆発の名作。そして役者たちも最高の演技を披露。ルイスの自由さ、ディカプリオの無垢さ、そしてデップの根底に流れる実直さのリアルな表現に感嘆。何度観ても胸熱くなる心優しきヒューマン・ドラマ。傑作。 [review] | [投票(2)] | |
ビフォア・ザ・レイン(1994/英=仏=マケドニア) | 映画を芸術的視点で捉え表現した名作。キーワードの「雨」「時」「写真」などの文学的な選択も良い。表現される映像が美しいのは言うまでも無い。 [review] | [投票(2)] |