muffler&silencer[消音装置]さんのコメント: 点数順
フェイシズ(1968/米) | 「偶然の連続体」が人間にとっての「時間」であり「経過」であって、その断片を損なうことなくフィルムに収めたことが、この生々しい作品の勝因。 | [投票(4)] | |
潮風のいたずら(1987/米) | 今思うとゴールディーって、キャメロン・ディアスの原型だよなあ。愛されるアヒル口。 | [投票(4)] | |
エイプリルの七面鳥(2003/米) | 「おもてなし」の心。 [review] | [投票(3)] | |
夏の遊び(1951/スウェーデン) | 「あの夏」を終えると、人は残りの人生を「劇場」で過ごすことになる。いつまでたっても「化粧」を落とすことができずに、楽屋の鏡の前で自問自答を続ける。 [review] | [投票(3)] | |
ファニーゲーム(1997/オーストリア) | walk on the "darkside"―「ワタシガコワイ」・・・あえて言おう。この『ファニーゲーム』には残虐なシーンなどひとつもない。 [review] | [投票(3)] | |
処女の泉(1960/スウェーデン) | 立春を過ぎたある日の上午。駐車場から大学の付属図書館へ向う小道を歩いていた。陽だまりの中で三羽の小鳥が死んでいた。次の日、この『処女の泉』を再見することにした。 [review] | [投票(3)] | |
花を摘む少女と虫を殺す少女(2000/日) | with love for [review] | [投票(3)] | |
麦秋(1951/日) | 決して干されることのない手拭いがある。 [review] | [投票(3)] | |
欲望のあいまいな対象(1977/仏=スペイン) | あまり知られてないが「そりゃないぜセニョリータ」はこの映画が出典だ。 [review] | [投票(3)] | |
穴(1960/仏) | あの音は彼らと観客に聴こえる選択的注意効果音、だから→ [review] | [投票(3)] | |
犬の生活(1918/米) | 「人は一生でバケツ一杯分の涙を流すと云う。彼女は間違いなくバケツ百杯分は泣いてた」―犬みたいな人間、でも思いっきり「人間」してて、人間みたいなワン公、でも思いっきり「犬」してて、みんなみんなシアワセ。〔★4.5〕 | [投票(3)] | |
トリュフォーの思春期(1976/仏) | フランスでの少年時代を懐かしく思い、郷愁に駆られた。 [review] | [投票(3)] | |
ドレッサー(1983/英) | 「ある」と信じていたものが「なかった」と気付かされた時の、やり切れない怒り、喪失感。親友からの絶縁状を読むのに似た、胸の痛みが残る。ともかく、主演二人の緊張感溢れる息詰まる演技は、まるでサスペンス。 | [投票(3)] | |
チャーリーズ・エンジェル(2000/米) | ズ。 [review] | [投票(3)] | |
アニー・ホール(1977/米) | 十年程前見た時はウェルニッケ失語症的だった台詞の数々。三十路前の今、「頷き」「溜息」「苦笑い」の連続。男と女、東と西、出会いと別れ、それぞれのシニフィアンの戦争。 | [投票(3)] | |
イディオッツ(1998/仏=伊=デンマーク=オランダ) | 遠く聴こえる壊れかけた「白鳥」のピアニカの旋律、乳白色の光の襞、それらの行間に現れる隔てられた楽園<ユートピア>への絶望的希求。その手段のひとつとしての、<ゲーム>、内なる白痴の顕在化。無重力的魅力にあふれた問題作。 [review] | [投票(3)] | |
十二人の怒れる男(1957/米) | 不快指数99%「熱死」寸前の密閉空間に、ヘンリー・フォンダという名の白い隙間。 | [投票(3)] | |
レザボア・ドッグス(1992/米) | タランティーノ脚本のベクトルとしては<ヤクザなウディ・アレン>。にしても、映画のギャングって、ペラペラよく喋る。 | [投票(3)] | |
クライング・ゲーム(1992/英) | ある意味、キャラ全員乙女心の持ち主。 | [投票(3)] | |
ツィゴイネルワイゼン(1980/日) | 黒光りしたカブトムシを一噛み、甘苦く生温かい黄色い液体が口腔いっぱいに広がって、舌にまとわりつくような、そんな余韻。 [review] | [投票(3)] |