コメンテータ
ランキング
HELP

jollyjokerさんのコメント: 投票数順

★4ピアニスト(2001/仏=オーストリア)抑圧されたというか、自らを抑圧してきた40女の欲望はへそ曲がりなのである。能面のようなユペールがそのおぞましさを増幅して、コミュ障の思い込みを絞りだすのだ。強くて弱い一人の人間として、最後は生き返る。[投票(1)]
★3ジョン・ウィック(2014/米=カナダ=中国)善悪とか復讐をちらつかせるだけで、ほとんど説得力のない大暴れ。2も3もあるようだがこれ、キアヌの暴れ具合より、掃除屋などの脇に注目すればシビレるレベル。[投票(1)]
★4ラ・ラ・ランド(2016/米)ミュージカルだから素晴らしいわけではなく、熱意を持った監督が、愛する映画へのオマージュいっぱいの作品を作り上げたから楽しめるのだ。夢と現実を生きる青春映画として。 [review][投票(1)]
★3ガール・オン・ザ・トレイン(2016/米)全編に流れる不自然さが異様な雰囲気で、エミリー・ブラントの怪演を引き立てるも、作品としてはいまひとつ。「幻想感」の表現に難ありか。[投票(1)]
★4夏をゆく人々(2014/伊=スイス=独)「夏草やつわものどもが夢の跡」が浮かんだ。ちょっと違うんだけど、ヒリヒリする少女の大人へのひと夏。[投票(1)]
★2あの日のように抱きしめて(2014/独)ニーナ・ホスに期待し過ぎた。既視感のあるショット多用で、ただ雰囲気に酔いそうな話。脚本にも無理があるんじゃね?といったテイタラク。[投票(1)]
★4イーダ(2013/ポーランド=デンマーク=仏=英)イーダアガタ・チュシェブホフスカの清楚な魅力にやられた。つま先もすごくきれい。カメラの構図も素晴らしく、モノクロが際立つ。ユダヤ人云々というより、女性に成長する少女が自分を見つめなおす青春映画。食器やサックスの音など、音響効果も好き。[投票(1)]
★4フレンチアルプスで起きたこと(2014/スウェーデン=仏=デンマーク=ノルウェー)夫婦の間のこの不穏な空気、ある!アメリカ人は女が泣きわめいて離婚となるけれど、本作ではちょっと違う展開で二人の関係を紡ぐ点が面白い。なかったことにできないし、したくない。大声で発散させても、結局はお互いとことんつきつめないとダメなんだ、よね?つながっていたと思い込んでいた絆喪失と再生?の物語。 [review][投票(1)]
★3グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016/米)作中の「イリュージョン」とやらにやられました。映画としては「ほほ〜」でも、作品として「どうなのかな」と。このトリックは、中国マネーのなせる業なんでしょうか、続編ありそうだけど、もう結構です。 [review][投票(1)]
★3レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで(2008/米)青々とした森や白い家、明るいキッチンに対して、キャストの心の内はフランクディカプリオのベッドルームのような暗い影が充満している。夫婦や隣人のみせかけの人生と、心を患ったジョンマイケル・シャノンの対比が秀逸。 [review][投票(1)]
★4シング・ストリート 未来へのうた(2016/アイルランド=英=米)80年代に青春を過ごした者なら甘酸っぱい思いとともに楽しめる。そう、フィル・コリンズを好きな奴はモテないんだよね。 [review][投票(1)]
★4ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014/米)マジメすぎると前に進めないこともある。悪びれずに若さを前面に押し出すとギクシャクすることもある。ただ自分の想像力を生かして日々の今の自分を楽しめるか、だね。ノア・ボームバック自身を投影したような楽し気な作りに好感。役者もプロダクションデザインもイケてる。[投票(1)]
★4ブルーバレンタイン(2010/米)どんどん強い女になっていくキュートなミシェル・ウィリアムズとだんだんフツーのおっさんに成り下がって安全地帯にうずくまるライアン・ゴスリング。女は求められて強くなるもの、そして男はそこに安住してしまう。これぞ男女のサガ。 [review][投票(1)]
★3誰も知らない(2004/日)上司にしたくないナンバーワン→是枝裕和 [review][投票(1)]
★4マイ・インターン(2015/米)誰もが自分を認めてほしい、必要としてほしい。そのことをこんなにあったかく微笑ましく描いたスタッフとキャストに拍手。 [review][投票(1)]
★3ホリデイ(2006/米)ジャック・ブラックが、何やらかしてくれるか待ってるうちに終わっちゃって、偽善者だと思った。なんだよ、フツーのラブコメかよ(消沈)。なら、なんでジャック・ブラックジュード・ロウはいいと思う、「ミスターナプキン」とか。 [review][投票(1)]
★3追憶(1973/米)正義感のある不細工マジメが数年後にちょいとキレイになってても、主義主張は変わらないのよ。ところが好きになっちゃうんだな〜。人間ってやるせないな。バーブラ・ストライサンドの背中と指の綺麗なとこに見惚れる。[投票(1)]
★3マネーモンスター(2016/米)リーマンショック以降の経済崩壊のからくり、熱しやすく飽きやすい大衆心理、メディアの在り方など、まさに現在進行形の世情を巧みに利用した作りは面白いが・・・。 [review][投票(1)]
★2マイレージ、マイライフ(2009/米)ジョージ・クルーニーの変な軽さがシラケさせる一昔前の「トレンディドラマ」風でイヤ。「クールにシリアス決めてやろう」的なオシャレ感が鼻につく。ヴェラ・ファーミガの雰囲気は素敵。『縞模様のパジャマの少年』とはまた違った艶が良い。[投票(1)]
★3バベル(2006/仏=米=メキシコ)認められたい人ばかりが叫びだせずにいる窮屈さと言葉の不確かさをを感じた。そして菊地凛子の貧相なカラダがそれを切実にしている。[投票(1)]