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[コメント] 有りがたうさん(1936/日)
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★4実験的な作品だが、不思議なくらいにすがすがしい好作。 [review] (甘崎庵)[投票]
★5こんなにも車窓からの情景を多用した映画を私は知らない。車中で交わされる会話に透ける生き難さの心象として、峠越えの勾配や距離感に人生の厳しさや困難を、さらに街道を行き来する人々の姿にひた向きに生きる者の力強さが「温もり」と共にさらりと写し込まれる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★5乗り合わせた人、追い抜く人、すれ違う人、下車して行く人 [review] (たいへい)[投票]
★4これはグランドホテル形式のロードムービーというのだろうか。 こんな素敵な映画を「ありがとー」と言いたくなる。 [review] (TOMIMORI)[投票(2)]
★3これは贅沢な映画だと思う。なんて「のほほん」としているんだ〜。あのバスに乗りたかった。 (あちこ)[投票]
★4これは愛さずにはいられない傑作。バスの“パプパプー、パプパプー”というトボけたクラクションや、観光気分の能天気な劇伴、「ありがとおー」のかけ声の、折り目正しい朗らかさ。それらと見事な明暗を成す、経済的などん底状況。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
★4ともすれば冗長に感じてしまいそうな展開も、斬新なカメラワークがストーリーに引き込む。 [review] (づん)[投票(1)]
★4大胆さと細心さが共存するとても運動神経の高い映画。アドリブのようでありながらスクリプトがしっかりしていないとこの映画を撮りきるのは不可能だ。絵コンテも緻密だったろう。漂泊者としての人間の哀感が、ドラマ臭くならない演技によって自然ににじみ出てくる。 (ジェリー)[投票]
★5これも「終わらなければいい」と思いながら見る映画だ。本当にオンリー・ワンの映画ではないか。本作に似た映画が思い浮かばない、いやこのような演出をどうやれば創出することが出来るのだろう。短いディゾルブとフェードでどんどんカットを繋いでいくこのリズム感と幸福感の創造は空前絶後だ。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
★3登場人物がみなそう言うのだから、とにかくこの昭和11年という年はとんでもなく不況だったに違いない。だがこの悠悠たる風情! (G31)[投票]
★5作られた当時は野心作と呼ばれ(チラシにそうある)、やがて傑作といわれ('95年のキネ旬オールタイム日本映画ベストで91位)、いつしか時代の流れと共に「幻の名作」と呼ばれるのではないかと思う。 (KEI)[投票]
★4女から執拗に罵られるヒゲ親父。情けなくてよかった。 (太陽と戦慄)[投票]
★3山道をひたすら進むバス。のどかなもんだ。役者がみんなセリフ棒読みなのはこの際よしとしよう。[Video] (Yasu)[投票]