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[コメント] ツォツィ(2005/英=南アフリカ)
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★4赤ん坊の世話が具体的なのが本作の美点。新聞紙でのおむつ替えとか、片手で乳房を支える授乳とかの瑣事でこの子の可愛さが際立ってくる。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4この主人公はあの仲間の中で一番ありふれた顔でパッとしない。何故主人公に選ばれたのかと思っていたら、赤ん坊を見る時の表情の優しいこと!この表情が買われたんでしょうね。素直な良作。 (KEI)[投票]
★3やや唐突さを感じさせるストリート・ミュージックの挿入が、深刻な場面からその深刻さを剥奪する。これを演出的な不手際と断ずる事は僕にはできない。この映画の深刻さは、人の生死をツォツィが深刻に感じていなかった事にあるのだ。 [review] (煽尼采)[投票]
★2どうしようもな一人の人間が、ヒューマニズムに目覚める過程において、あまりにも多くの人傷つけ、殺す。これでは復讐の連鎖が増大するだけだ。 (NAO)[投票]
★4南アフリカにおいて、黒人は全て「被害者」だという思い込みがあったのだが、黒人社会にもここまでの貧富の差がある事に驚いた。これはアパルトヘイト撤廃後の現象と捉えればいいのだろうか。 [review] (青山実花)[投票]
★3何だカンだ言って主人公の少年はガキなのだ。そのガキが餓鬼道で抗わざるを得ないアフリカの現実。(いや、世界の現実か) (死ぬまでシネマ)[投票]
★4感情の変化を僅かな表情の差で描く。物語的なカタルシスより、カメラワーク等のリズム感にてしんみり。 [review] (G31)[投票]
★4役者達の表情にやられた。ストーリー自体はそれほど突出してないように思えるけど、それでも秀作! (MM)[投票]
★2アフリカの全土を覆う飢餓のネットワークは、ひとりの不良少年の更生を前にしても一切揺らぐことはない。まして相手がネイティヴ・アフリカンの富裕層だからこその終幕場面であることに注目すべし。一般市民なら死ぬまでこの事件は解決しないだろう。 [review] (水那岐)[投票]
★4ポール・ハギスの『クラッシュ』でも描かれた、黒人と黒人との格差社会。私たちはただ対岸の火事と眺めるしかないのか。 [review] (林田乃丞)[投票(3)]
★4南アフリカのすさまじい格差社会の姿に驚きを隠せない。どこで生まれたかによって、人生が決まってしまう不条理さを感じた。 (TM(H19.1加入))[投票]
★5ツォツイ』、この映画は『性善説』をわかりやすい手法で体現している。それだけの話だ。だが、素晴らしい。。。子を抱く母の姿は美しく、子の笑顔は観る者を幸せにする。BGMと画が合っていないシーンが何ヶ所かあったけど、気にするほどではない。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
★3おそらくこの監督は音に関心がないのだろう。音の演出がいいかげんだ。しかし画はなかなか見せてくれる。 [review] (3819695)[投票(3)]
★5恐れ入りました。主人公は最初はどこにでもいる悪童の、どうしようもないぎらぎらしている黒人青年なのである。良心の呵責もなく平然と金のために悪びれることなく千枚通しで電車内で一般人の胸を刺す男なのである。 [review] (セント)[投票(4)]
★4悪童の再生物語という構図はもちろんだが、本作に潜んでいる構図は「愛する資質」ではないかと思う。愛するという事は一つの自己犠牲であり、他人犠牲や自己満足とは違うのである。 [review] (Master)[投票(2)]
★4お芝居とラストシーンに鳥肌が!!!音楽で勢いがつき、初っ端から引きずりこまれる。こうやって現状を知れただけでもすごく良かった。 (あちこ)[投票]