★4 | 監督も出演者も迷走してる過程がそのまま記録されていて面白い。事実追求のためなら人権侵害さえ厭わない今村昌平の気迫に、表現者としての業のようなものさえ感じられる。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 今、目のまえで繰り広げられている「現実」や「事実」といったものは、すべて「起こったこと」の「結果」であり、「起こったこと」には、偶然「起きたこと」と意図的に「起こされたこと」の双方が含まれるということ。何のことはない、ただの「日常」と同じ意味だ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | ドキュメンタリーという手法についてのドキュメンタリー映画(アンチテーゼを幾分か含む)。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | 観ていると段々と訳が分からなくなる。それ以上に実際作っている人たち(出演者)自身も訳が分らなくなっている。この分裂加減こそ、この作品が生み出した最高の見どころ。さすがは今村監督。「復讐するは我にあり」が表の傑作なら、「人間蒸発」は裏の傑作。 (リヤン) | [投票] |
★4 | フィクションとノンフィクションの境目を曖昧にした演出は強引としか思えないが、
女性を丸裸にする為なら手段を選ばない今村の執念には圧倒される。
今なら人権侵害で訴えられてお蔵入り確実。
(TOMIMORI) | [投票(1)] |
★4 | 前半はやや退屈だし、「人間は何故、失踪するのか?」というテーマに言及出来ているかは疑問だが、面白くなるのは失踪した婚約者を追う姿を追われているはずの一般人・早川佳江が、映画を引っ張る存在へと変化し始める中盤以降。['06.10.27ル・シネマ] [review] (直人) | [投票(1)] |
★4 | 客観的事実を作者の恣意に従え伝えるのが従来のドキュメンタリー。対する『人間蒸発』は、入り乱れる恣意の群を客観的にありのままに捉えた映画的大冒険である。それは酷く非人道であると同時に、人間探求の徒としての情熱と誠実さに満ち溢れている。 (町田) | [投票(1)] |
★4 | 代々木忠か!?ガチンコか!? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | 倫理的には許されない行為だとは思う。でもタブーを犯した事で多く収穫があったことも事実として否定できない。存在しているからには、有効に活用しないテはないだろう。 [review] (くたー) | [投票(4)] |
★4 | 佳江さん姉妹の鼻があと少し高かったら、とんでもない傑作になった…と思うのは自分だけでしょうか? (リーダー) | [投票] |
★5 | 当時、17才だった私でも今村の凄さが分かった。オンナが露口を官能的にも好きになり始め、夫のことなんかどうでも良くなる辺り。露口の狼狽が面白い。 (セント) | [投票(3)] |
★4 | 露口茂はだんだん「あれ?まずいな」と思っていく。今村監督はだんだん「あれ?面白いな」と思っていく。「とにかく脚本はないのだ」と私は思った。 (ボヤッキイ) | [投票(3)] |
★4 | 演技か素か。前半はどう解釈するべきなのか複雑な気分であったが、だんだん興味津々になっていった。珍しい物を拝見するような感覚。 (kekota) | [投票(2)] |
★5 | びっくりしました。このだらだらした内容にくさびを打つようなラストに衝撃を受けました。当時週刊誌などでとりざたされてましたけど、これで良いのでしょうか? [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | ドキュメンタリーの崩壊。 (tredair) | [投票(1)] |