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[コメント] 首(1968/日)
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★4「狂気」「キチガイ」との評の多さに首を傾げる。どこが。なんかそういうの流行ってたのかな。 [review] (ペンクロフ)[投票(1)]
★4職業人の映画になっていて、特に法医学人の冷然としたたたずまいに惹かれるのだが、彼らは狂気と笑いの源泉たる死体のオカルト性を俗化してしまうため、終わってみると、俺たちの桂樹のオーバーアクトは何だったのか、腑に落ちなくなってしまった。 (disjunctive)[投票]
★4戦時の不穏な圧迫感と、弱者の代弁がいつしか強者への反発へと向う暴走すれすれの正木(小林桂樹)のあやうさがモノクロ・スタンダードの狭苦しい画角から吹き出すように迫ってくる。倫理と合理と使命と正義と狂気が未整理のまま提示される混沌のパワフルなこと。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4我が儘放題で傲慢かますパラノイアな主人公の描き方は『日本沈没』の田所教授に繋がる小林橋本森谷の最強タッグの原点だろう。際どい倫理感をハイボルテージで擦り抜け蹂躙されるマゾヒスティックな快感。森谷司郎の多分唯一の傑作。 (けにろん)[投票(1)]
★4橋本忍、『幻の湖』への布石は既にここから姿を見せていた。[フィルムセンター] (Yasu)[投票]
★3皆さん気狂いだ気狂いだと喜んでおられるが、ぼくがこの映画で一番奇妙だと思うのは… ☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★3さすがは橋本忍だけあって、入り組んだ人間関係、主役が右往左往する姿を、すっきりとした脚本で分かりやすく見せている。ナレーション(高橋悦史)も効果的。初めはそんなに乗り気では無い物の、次第に真実の究明に尋常じゃないほど執拗になる弁護士という役どころを演じる小林桂樹もピッタリ。キ●ガイ過ぎて笑えるが。南風洋子がヒロインになる時代って、凄いな。['07.2.21ラピュタ阿佐ヶ谷] (直人)[投票]
★4基地外映画と聞いてはいたが、これほどとは。思わず唸ってしまうほどだ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★4テンポも良いし尺も良い。カットも画面もキレがある。だけど何より凄いのは、 [review] (ごう)[投票(5)]
★5胡散臭いナレーションとオーバーアクトによる回想シーンが、絶妙のタイミングで挿入され軽快なテンポで進むインチキ伝奇ミステリーのような前半。常軌を逸した妄執が故にコミカルにさえ見えてしまう狂いっぷりの主人公。この時代の社会派邦画を強烈に皮肉った驚天動地な展開。怪作・傑作・最高作。[2002.2.8] (Kavalier)[投票(1)]
★5魔術的リアリズムさえもを感じさせる奇譚の後ろで鳴り響く、怒声にも似た監督自身の咆哮、もはや開き直ったかのような諦念、裏返った(でも、おおいに真面目な)ユーモア。何よりも、その気迫にヤられた。最高。 (tredair)[投票(2)]
★5とんでもないキチガイ映画だ。感動した。(しかし原作者にして主人公のモデルである正木ひろしは、この映画を観て怒らなかったのだろうか…)(02.10.20@テアトル梅田) (movableinferno)[投票]
★4森谷司郎はいわゆる大作の監督として知られていますが、初期の作品の方がいいですね。小林桂樹も力演。 (熱田海之)[投票(1)]
★4正義の追求とかは別にどうでもいいようだ。普通の人間が異常行動に走る様子を描いた作品であるようだ。どうでもいいけど技官のおっちゃんはかなりいい味を出していた。 (ハム)[投票(3)]