面白い人々がどんどこ出てくる。潔癖症の背の低い医者。モデルさんみたいな子持ち主婦with割とウブな妄想。ダンディで踊りのウマいハンガリアン(彼はただヤリたかっただけなのだろうか？本当のロマンティストかもよ)。金持ちを狙う二人組みの売春婦。若いのとズッコンバッコンするのがやめられないユダヤ顔の成功者。そのユダヤ顔とやっちゃう元ハイスクールの女王inラリって死にかけ。医大中退の子持ちジャズピアニスト。父親のイシャが好きでどうしようもないフィアンセ持ちの女。ロシア人inニューヨーク。そのやんちゃな娘（ロシア娘！素晴らしい！ウズくウズく！）。ロリコン日本人（キューブリックでさえも日本人の使い方はこうよ、あーた。オレも人のこと言えんけど）。街をうろつくクズども（奴ら殺してえ）。HIVポジティブな女。オカネモチ達。そしてそこに仕えることで生きている男たち。オカマちゃんのホテルマン（カワイイね、彼）。

…飽きてるヒマがないんですけど。ホント。

で、ブツギをカモシてるラストのお言葉。…ハイ、大賛成でございます。倦怠期夫婦の「数ヶ月振りfuck」を甘く見るなよ！ウチの夫婦なんか何度、ヒサシブリのfuckでココロのキョリが近づいていることか…。『ムトゥ』達も歌ってるじゃん、「夫婦たるもの、三日に一度はfuckしな」って。（違ったかな。）

貸衣装屋のミスター・ミリチとのシーン、タクシーの運ちゃんにドル札をちぎって渡すときのシーン、オカマのホテルマンと話すシーンなど、どれもがなぜか非常に印象に残っている。トム・クルーズ、ほんとにそんなに演技ヘタか？オレはトムのファンじゃないが、『トップガン』、『ミッション・インポッシブル』等を見た限りでは、彼の演技は全く違和感がない。（同じ「ヘタ」なら、日本人俳優の演技の「ヘタ」さ加減を問題にしよーよ。…え？問題外？あそう。）