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[コメント] 狂った野獣(1976/日)
- 投票数順 (1/1) -

★4前半はテンポ良く非常に楽しめるのだが、中盤から終盤に指しかかる当たりは、車外から撮ったカークラッシュ場面ばかりで正直飽きる。ラストももう一つ足りない。主人公の<BIG AWAKE>が欲しかった。 [review] (町田)[投票(5)]
★4息つく暇なくアクションが展開する中島貞夫の快作だ。本作も京都が舞台。片桐竜次川谷拓三の銀行強盗犯が、路線バスをジャックし、人質となった乗客達と追う警察の人間模様を絡めて描いた群像劇だが、生っちょろい人間ドラマはほとんど描かれず、怒涛のアクションで押し切って見せる。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★3この話の下世話さは、鶏小屋に突っ込むバスによく表れていて、実に他愛もない場面を高速度撮影で一大事のように扱う大仰さがある。混乱するばかりだった乗客たちをマスメディアの前では豹変させて和解を演じさせる批評精神にも良い印象がない。ただ、 [review] (disjunctive)[投票(2)]
★3シリアス物という先入観は冒頭の音楽ですぐに崩れた。どうやらこれはところどころで笑いをとる映画らしい。 [review] (なつめ)[投票(2)]
★3話が進むに連れて映画はどんどん狂っていく。 [review] (荒馬大介)[投票(2)]
★5渡瀬が刻々内省を迫られる物語の骨格が優れており、細部のいい加減さはヒステリックなコメディに繋がり、なぜ路線バスで大阪京都間を移動するのかさっぱり判らない渡瀬の出鱈目さは『皇帝のいない八月』に引き継がれる。チンドン屋演奏のふたつの件が秀逸。川谷室田の代表作だろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4抜群に面白かったという記憶を頼りに35年ぶりに劇場鑑賞。犯人はもとより人間臭い乗客や右往左往する警官たちまでが、バスを推進させる動力として起動する脚本と演出の妙と、役者などに予算を回さず、ひたすらバスと車の破壊に金をつぎ込んだ潔さが面白さの源。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3一大パフォーマンス空間と化したバス内、川谷座長を中心に個々のネタを披露するがどうにも単発で相互の絡みもイマイチ。バスジャック犯がやられキャラの川谷な時点で笑いの方向なんだろうが、川谷は人質役で狂ってたほうが寧ろ笑えた気がする。「狼たちの午後」+「たけしのお笑いウルトラクイズ」っぽい終盤は結構楽しめたけどね。 (クワドラAS)[投票(1)]
★3スピード』を遡ること20年、我が日本にも『狂った野獣』があった…と言いたかったのに…。和製キャラハンを気取った室田の無念のポーズには涙を禁じ得なかったが…。 (けにろん)[投票(1)]
★3やってることは凄まじくハードなんだけど物語に推進力はなく、しつこいジョークのような展開の羅列に煙に巻かれる。むなしい。 (ペンクロフ)[投票]
★4渡瀬以外はピラニア軍団を始め脇役ばかりというB級お笑いアクション映画の傑作。 [review] (sndtsk)[投票]
★4逃げる側と追う側、双方の執念のぶつかり合いが圧倒的なエモーションを生み出している。役者陣のノリの良さが素晴らしく、また渡瀬恒彦の視界が乱れる時の映像表現なんかも悪くない。あくまで単純明快さに徹する中島貞夫のB級魂に惚れ直した。 (太陽と戦慄)[投票]
★3テイストとしては『狼たちの午後』だなあ。疾走感ととぼけたユーモアと。 (_)[投票]
★3ずっとバスが走ってるだけの単調な画面も勢いで78分間押し切った。最近の映画に慣れた目にはこれぐらいでは狂ってるとは思わないが、壊した車の数はなかなかと思われる。 (ハム)[投票]
★4室田さんが目測を誤って・・・合掌。ご冥福をお祈りします。 (リーダー)[投票]