町田さんのコメント: 投票数順
喜劇 駅前弁当(1961/日) | 森繁・伴淳の二人が、フランキー演ずるモラトリアム青年の本筋と殆ど絡んでいないので喜劇性に関してはちょっとものたりない。広瀬健次郎の曲を坂本九が歌うミュージカル性の方が強いくらいだ。 | [投票] | |
レッツゴー!若大将(1967/日) | 古沢憲吾監督の前作で交通法規を無視しまくったのを反省し手信号で左折する若大将。今回は特にロマンス色が強く、青大将などは居心地が悪そうにいつもフラフラしてる。飯田蝶子はチャイナで元気一杯。 | [投票] | |
日劇「加山雄三ショー」より 歌う若大将(1966/日) | いわゆるロック・ミュージカルではなく、ミーハーな婦女子に向けた歌謡ショーであるから若大将の魅力が全て出ているとはいい難い。ハワイアン・バンドやランチャーズが出てくるまでヤキモキしたよ。 | [投票] | |
アルプスの若大将(1966/日) | 古沢ダイナミズムが炸裂した一編。やはり青大将のイキが良く、澄チャンのワガママさも最高潮に達している。もう少しマジメに働け! [review] | [投票] | |
海の若大将(1965/日) | 古沢憲吾が監督すれば若大将だろうがクレージーだろうが特撮戦争映画だろうが同じだ。支離滅裂となる。そういうときに本領を発揮するのがいうまでもなく青大将。表題を『海の青大将』と改めていいほどの八面六臂の大活躍である。 [review] | [投票] | |
黒木太郎の愛と冒険(1977/日) | 田中邦衛のはじっけっぷりも、声だけドナルド・サザーランドみたいな主人公も抜群に良いのだが、それでも財津一郎には敵わない。つまり [review] | [投票] | |
あなた買います(1956/日) | オマエにそんなことを言われたかぁない [review] | [投票] | |
ここに泉あり(1955/日) | 音楽を演奏し、また鑑賞することの喜び、そのとき何故か溢れ出る涙。そういうものがしっかり描かれた名作中の名作。屋内に屋外に印象的なシーンが多く、喜劇から悲劇へ、其処から再び歓喜の雲へと向かう展開・構成も実に心地良い。二時間半あっとう云う間でした。 | [投票] | |
女の一生(1962/日) | 時間尺の関係か八住利雄の持つ反戦作家としての側面ばかりが強調されてしまい増村映画としては随分喰い足りない印象。小沢栄太郎の「想い」をもっと踏み込んで描いてくれなくちゃぁ嘘だ。堤家長女次女の遣り取りは笑えた。 | [投票] | |
地の涯に生きるもの(1960/日) | ナレーションと相俟ってなんとも爺むさい仕上がり。そして潮よりも魚よりも強烈なプロパガンダの薫り。気持ちは解るけどこれじゃあんまりです。ただ森繁作詞作曲の主題歌『知床旅情』は言わずと知れた超名曲。良く弾き語ってます。 | [投票] | |
白昼の襲撃(1970/日) | 黒沢年男はまずまずの好演。でも岸田森と緑魔子夫妻の扱いには不満が残ったし、殿山組長なんか相当、変。相当、変な映画です。 | [投票] | |
下落合焼鳥ムービー(1979/日) | 『ケンタッキー・フライド・ムービー』より身近で『M★A★S★H』より切実な忍び笑い。若き日の所ジョージはドナルド・サザーランドと同じくらい男前だ。 | [投票] | |
無宿人御子神の丈吉 黄昏に閃光が飛んだ(1973/日) | 奇しくも完結編となってしまったシリーズ第三作だが内容だけ見れば良く出来た好編。夏八木勲が『女囚さそり』で犯した罪の復讐を受けるが切な過ぎてザマミロなんてとても云えません。雪原のラストは流石岡崎宏三。 | [投票] | |
無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた(1972/日) | シリーズ中最も安定した一本。安定し過ぎて緊張感が失われてしまったという説もある。渡辺岳夫のテーマ音楽が良い。 | [投票] | |
無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた(1972/日) | ファンキーベースのグリッサンドに合わせたズームアウトから始るB級不条理剣戟。峰岸や中村敦夫に比べ主役の原田芳雄が余り強く無さそうなのがこのシリーズの味噌です。 | [投票] | |
子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる(1972/日) | 湯治場のエピソードはTVシリーズの第二話(演出は同じ大映の池広一夫)と大差ない出来映え。 | [投票] | |
子連れ狼 三途の川の乳母車(1972/日) | 序盤からアクロバティックな殺陣シーンばかりが延々と続き辟易する。ラストは異国・異時代感溢れ愉しめた。 | [投票] | |
ウッドストック(1970/米) | 圧倒的に衝撃を受けたのは神童と呼ばれたサンタナのドラマー、マイケル・シュリーブのプレイでしたね(当時17歳)。馬鹿巧い上に男前なんですよねぇ。あとヘリで到着したザ・フーの貫禄パフォーマンスも忘れられません。 | [投票] | |
レッド・ツェッペリン 狂熱のライブ(1976/米) | 「リアル・ロックはこんなに冗長なのか!」中学生の俺をZEPからそして’70年代ロックから遠避けたある意味でのトラウマムービー。→2003年、新DVDの発売で価値は暴落。しかし一度でいいからスクリーンで観てみたい。 | [投票] | |
野良猫ロック セックスハンター(1970/日) | 西部劇風の複襲劇に戦後日本の人種問題を絡めたバランスいい社会派娯楽作。キャラの造型が深く、朝陽に包まれる安岡他映像も素晴らしい。予定調和の対極に位置する大和屋竺の個性も爆発する長谷部三部作中の最優良作。 | [投票] |