★5 | ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド) | おっちょこちょいホビットのメリー&ピピンを連れてくメリットなさ過ぎ、むしろマイナス! むやみに話を面白く転がしちゃってるぞ! ……と誰しもが思うだろうが……第二部『二つの塔』をお楽しみに。 | [投票] |
★3 | レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い(1994/米) | 美しい映像の中でブラッド・ピットとホプキンスの魅力が一層映える。しかし肝心の物語が散漫なのが残念。 | [投票] |
★4 | 暗くなるまで待って(1967/米) | ヘプバーンとアーキン、存在感ある二人の俳優の、心理的な駆け引きの緊張感。それが少しずつ高まってゆき、ラストで頂点に至るまでずっと持続するのが非常によい。音楽も効果的。 | [投票] |
★4 | バリー・リンドン(1975/米) | 前向きな努力の姿勢が魅力的だった前半に比べると、後半以降の主人公の行動には感心できない部分が多く、あまり感情移入できなかった。あれでは地位や信用を失うのも無理はない。しかし鑑賞後の後味はむしろ清々しいのが不思議なところ。 | [投票] |
★3 | ショーシャンクの空に(1994/米) | ひとつひとつのエピソードに味がある。しかし、刑務所側の人間を悪く悪く描くことで、相対的に囚人たちを善人に(あたかも被害者のように)見せているのが気になった。そして、やたら「感動」を煽っているあのラストだが……→ [review] | [投票] |
★4 | ビューティフル・マインド(2001/米) | 典型的な“難病克服感動ドラマ”を想像していたのだが、中盤からのまさかの急展開に釘付けにされた。俳優陣の締まった演技や抑制の利いた演出など、全てが高水準。主人公が逆境から立ち直るきっかけに、もう一押し説得力が足りないのが惜しまれる。 | [投票] |
★5 | ビッグ・リボウスキ(1998/米) | 満載の小ネタ、ひねくりまくりのストーリー、自己中なキャラクターたちの噛み合わなさ加減がたまらなく笑える。何を言っても「わかってねーのに口出しすんな」と無下に却下されっぱなしなブシェミがカワイイ。 | [投票] |
★3 | 市民ケーン(1941/米) | 映像的・技巧的な凄さは、ゲージュツに疎い私にもわかる。でも物語として面白いのか、と言われると……。それにしてもウェルズ、20代半ばのくせに風格ありすぎ。あれが私より年下なんだもんなあ。 | [投票] |
★3 | モンスターズ・インク(2001/米) | 相変わらず安定した楽しさはあるが、『トイ〜』や『バグズ〜』などに比べると、逆にパンチ不足。また、ドアが壊れるとどうなるのか、そのルールが劇中でアイマイなので、追放や別れのシーンなどに緊迫感・悲壮感が伴わなかった。安易なラストにも拍子抜け。 | [投票] |
★2 | ニューヨーク1997(1981/米) | チープなのはともかく、緊張感の乏しさ・メリハリの弱さは、見ていて辛い。2002年になって見る映画じゃなかったのかも。テーマ曲は好き。 | [投票] |
★3 | 青春デンデケデケデケ(1992/日) | ベンチャーズのメロディには、不思議と涙腺を刺激される。 | [投票] |
★4 | 太陽がいっぱい(1960/仏=伊) | 美しいドロンを、穴だらけな犯罪に右往左往させることで、人間的に描いているのがいい。全てをパーフェクトに片付ける美男子なんて魅力ないもんね。底意地の悪いラストにも拍手。 | [投票] |
★4 | 新幹線大爆破(1975/日) | 御都合主義な部分もあるとはいえ、練られた脚本でぐいぐい引っぱってくれる快作。ただ、犯人側のウエットな設定のせいで、後味の悪さが残ってしまうのが惜しい。音楽の古臭さはそんなに気にならなかったけど、ラストシーンでのあのBGMだけは、ちょっと……。 | [投票] |
★3 | シンドラーのリスト(1993/米) | 個人的に「ホロコースト」なるものを信じていないので、醒めた目でしかこの映画を見られない。ガス室などというあり得ないものを描かなかったのはスピルバーグのせめてもの良心か。フィクションのドラマとしても淡泊で退屈だし、モノクロの画面も、絵づくりそのものにどこか品がない。 | [投票] |
★4 | エド・ウッド(1994/米) | ジョニー・デップが異常にハマってる。二枚目を演じるよりずっとイキイキしてるぞ。エド・ウッド作品を何かひとつ見ておいてから鑑賞すると、滑稽に映る彼の奮闘ぶりを果たして笑っていいものか、きっと悩むはず。 | [投票] |
★4 | アイアン・ジャイアント(1999/米) | オーソドックスな話作りながら、胸の奥に響く確かな感動がある。作り手の真摯な姿勢がうかがえる。ジャイアントの、重量感・巨大感あふれる映像表現も見事。しかし、政府の男の救いようのなさはいただけなかった。 | [投票] |
★4 | 萌の朱雀(1997/日) | 美しい映像に加え、人々の表情やたたずまいが実にナチュラルで、カメラの存在を感じさせないのは凄い。しかし、ただでさえ少ない台詞が、非常に聞き取りづらいのには閉口した。海外で評判が良かったのは、字幕があったおかげかも。 | [投票] |
★2 | 青いパパイヤの香り(1993/仏=ベトナム) | 映像は文句なく綺麗。でも、ほったらかしのエピソードが多く、話全体の意味が掴みづらい。子供編はまだしも、大人になってからはさっぱりついていけなくなってしまった。 | [投票] |
★3 | フォーリング・ダウン(1993/米=仏) | 世の中の不条理にキレる、という着想自体はいいと思うし、共感もできる。でも詰めが甘い。もう少し繊細な人物描写がされていたら、傑作になっていた可能性もあったかも。 | [投票] |
★3 | GODZILLA/ゴジラ(1998/米) | 日本のゴジラとは何の関係もないけれど、オリジナルの怪獣映画として見れば、それなりに楽しめる。マシューやジャン・レノら、人間たちもけっこういい味出してるし。エメリッヒ監督の作品では面白い方。 | [投票] |