薪さんのコメント: 投票数順
カッコーの巣の上で(1975/米) | J・ニコルソンをはじめ、俳優たちの演技は実に見事。でも、物語そのものには不快感を覚えた。ビリーには、ほんとの意味での「男」になって欲しかったなあ。精神病院のステレオタイプな描かれ方も、今見ると気になる。 | [投票(2)] | |
グラディエーター(2000/米) | 実にどっしりと重厚な、質・量ともにボリューム溢れる、腰のすわった作品。物語そのものは単純といえば単純だが、それがかえって、この作品世界にのめり込むという点で有効に働いていたように思う。 | [投票(2)] | |
ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク) | あざとさばかりが鼻につく、ただただ酷いだけの話。ビョークのミュージカルシーンは一見の価値があるものだが、それまで。ならばプロモビデオを観てた方がずっとマシ。 | [投票(2)] | |
RRR(2022/インド) | 荒唐無稽でド派手なアクションやダンスは文句なく楽しい。その一方、目をそらしたくなるほど残酷でむごたらしい場面も多く、長尺も相まって非常に疲れる。あまりに悪役然とした英国軍の描写にもやや鼻白む。 | [投票(1)] | |
シン・仮面ライダー(2023/日) | 血しぶきブシャーにはちょっと驚いたけど、お話は退屈。シリアスなライダー像は平成ライダーがすでにいろいろ工夫してやってるしなぁ…。名の通った役者たちを揃えているのに全員大根に見えるのは、脚本と演出の拙さによるところ大だと思う。 | [投票(1)] | |
機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022/日) | メカの描写は素晴らしいが、キャラやセリフが弱い。ガンダムの魅力はモビルスーツだけではなく、エキセントリックなキャラにもあると再認識した。 [review] | [投票(1)] | |
マスカレード・ホテル(2018/日) | ガチの推理劇ではなく、娯楽作として楽しく観られた。犯人をすぐに見抜けた人も多いようだが、私は普通に意表を突かれてしまった。冷静に考え直すとおかしな点も多いのだが、観ている間はあまり感じさせないスピード感が良い。 [review] | [投票(1)] | |
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編(2020/日) | 熱くて泣ける活劇は大好物のはずなのだけど……ちょっと期待しすぎたのかも知れない。煉獄さんのキャラ立てが思いのほか浅かった。 [review] | [投票(1)] | |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米) | のびのびやってるタランティーノという感じで、ともすれば散漫になりそうな内容を巧みにまとめていて、長尺も退屈せず楽しめた。ネタバレを恐れて「シャロン・テート事件」についてろくに調べずに観たのだけど、やっぱり調べておいたほうが良かったみたい。 | [投票(1)] | |
ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米) | ライブの場面は良い。が、映画としては登場人物それぞれの描き込みが浅く、ドキュメンタリーともフィクションともつかない中途半端な内容に。とりわけ、親友であるはずのメアリーが単なるクソ女のようにしか思えなかったのは残念。 | [投票(1)] | |
万引き家族(2018/日) | リリー・フランキーと安藤サクラの飄々としたキャラに助けられてはいるが…。日本社会の暗部がこれでもかと詰め込まれていて、見ていてただただ辛かった。 [review] | [投票(1)] | |
パワーレンジャー(2017/米) | 肝心の変身をするまで焦らしすぎで、中盤が完全に間延びしている。それでいて変身してからのバトルも今いち盛り上がらない。子どもには退屈だろうし、大人向けというほどシリアスなドラマがあるわけでもない。1時間くらいに圧縮したら楽しめたかも。 | [投票(1)] | |
スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米) | 宇宙戦やライトセイバー戦などのアクション面がとにかく素晴らしく、キャラ描写もそれぞれの苦悩や失敗を描いて厚みが増した。Ep1〜3そして7と、新作スターウォーズには正直言ってがっかりさせられ続けてきたので(ローグワンは別)、個人的には久しぶりの当たりエピソード。 [review] | [投票(1)] | |
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪) | とにかく爆走するだけの映画。その潔さと世界作りはいいのだけど、個人的には世間の評価ほどハマれなかった。主人公のマックスにあまり魅力を感じられなかったのが残念。 | [投票(1)] | |
君の名は。(2016/日) | 映像や音楽はいいが、主人公二人のキャラがほぼ無個性に近くて退屈。ストーリーの辻褄も合ってるんだか合ってないんだか、そもそもなんでこの二人なの? と、見てるあいだ首をひねりっぱなしだった。まあ私のようなオッサンがどうこう言う映画ではないのかも。 | [投票(1)] | |
ジュラシック・ワールド(2015/米) | アクションのテンポや迫力などは良いのだが、パークからワールドになったわりには話のスケールが1とあまり変わっておらず新鮮味がない。人物造形もステレオタイプすぎる。 | [投票(1)] | |
丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日) | 純粋に笑えて楽しかった。いま現在でいう、いわゆるテンプレ化された“時代劇”というより、人々の掛け合いや所作で笑わせる、落語や狂言などに近いと感じた。深さや難解さはないのでお気楽にどうぞ。 | [投票(1)] | |
インセプション(2010/米) | わざわざ人の夢に潜り込んでまでやるほど大げさな犯罪だとは思えない。あと何かに付けて奥さんだの子供だのと、うるさいよ主人公。正直言ってメンバーの中で主人公が一番無能に思えた。 | [投票(1)] | |
ゲット スマート(2008/米) | ギャグ自体は笑えるのだけど、ズッコケのはずの主人公が急に有能になったりするので、「そこでボケて!」という所でボケてくれない。特に後半になるほどシリアスな展開が増えるので、笑いを求めてきた客は退屈する。立ち位置の中途半端な映画。 | [投票(1)] | |
クローバーフィールド HAKAISHA(2008/米) | 広い場所・狭い場所、それぞれに応じたパニックが常に襲ってくるので、緊張感が途切れず楽しめる。人物描写などに不満な部分もあるが、新しいモノを作ろうという意欲は大いに買いたい。とりわけ、肝心の日本が“怪獣映画”の後進国となりつつある現状では。 | [投票(1)] |