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セントさんのコメント: 更新順

★3ドリアン ドリアン(2000/仏=香港=中国)期待してたけど、乗れなかった。主人公の女優さん好みじゃなかっただけではないと思うが、それでどうしたと言う感じ。香港の下町の描写はなかなかだが。[投票]
★4マレーナ(2000/米=伊)少年の性が前面に出ていそうだが、実はそうではなく、少年の目の優しさがひとりの女の崇高な強さを見出している。人より美的に目立つだけで、大人のイジメが始まる怖さ。少年はどうして女を守れなかったのか。その悔恨のため女と決別せざるを得ない [review][投票(2)]
★4北京ヴァイオリン(2002/中国=韓国)撮影は「春の日は過ぎ行く」のキム・ヒョングなんですね。引き締まったいい映像だったなあ。少年のオンナの見方も面白い。この少年は意外とオトナしてるんだよね。だけど、肝心の家族の絆のところで完全にいたいけな子供に戻ってしまうんだ。そこがこの作品のキーだろう。 [review][投票(2)]
★3ラスト・プレゼント(2001/韓国)家族写真か。昔は日本でも正月には家族で撮ってたもんね。その雰囲気がよく出ている。イ・ヨンエは素で演技したから目立ったね。キレイです。対して、イ・ジョンジェは漫才師という反キャラで不得意だったように思えた。立ち姿はいいんだけどね。[投票(1)]
★3OKINAWAN BOYS オキナワの少年(1983/日)オキナワの哀しみ。つらさ。しみわたりそうだ。希望途絶えて、オキナワの海に散骨される若者よ。同じ日本でパスポートが必要だと。内国にいた我々も彼らにとってはアメリカと一緒。いいドラマですが、映画的に映像が暗すぎ、カメラワークも平凡。俳優はいい。[投票]
★3Jam Films(2002/日)北村龍平と岩井俊二の作品が気に入った。北村の死者と生者と間の部分のこだわり。岩井のメルヘンチック。印象的だ。両作とも発想がまだふんだんに自由でほとばしっていることを思わせる。[投票]
★4ぼくの好きな先生(2002/仏)淡々とした映像。私が画面の子供と本当に話しているみたいであった。マンツーマンでしゃべることの大切さ、人間対人間の会話、子供たちの何気ない表情の下に潜む哀しさ、不安、よろこび。忘れかけていた何かを思い出したような気がする。 [review][投票]
★3最後の晩餐(1973/仏)奇作を狙った異色作。食欲・性欲・睡眠。食べながらセックス。そりゃあ死ぬわなあ。次々と摂食死する男たち。女は図太く死なない。気負ってるなあ。死ぬ為に食べる。食べられる食物を冒涜しとるなあ。監督がブニュエルだったらもっと上手く料理しただろうに。[投票]
★4二重スパイ(2003/韓国)主役が北側というのが驚き。全体に哀しみを帯びたトーンで展開してゆく。何のためにスパイをしていたのか、しかも北にも南にも居場所のない人間の切ない生き様を訴えている。ハン・ソッキュ久しぶり。じっくり見れました。加点します。[投票]
★4インファナル・アフェア(2002/香港)緊密なドラマ構成。じっくり、見る方にも余裕を与えるうまい展開。それだけ練ってるからだろう。あっと思うラストも新しさを感じる。最初と最後のリフレインは観客へのサービスなのかもしれないが、蛇足。ちょっと惜しい。観客は分っているよ。[投票]
★4サンライズ(1927/米)80年程前の映画だが、映像的にも実験をしているし、迫力がある。今見ても斬新。映画は芸術。しかも大衆がそれを理解していたということ。、、、現代を考えてしまう。[投票]
★3ディレイルド 暴走超特急(2002/米)家族が偶然事件に巻き込まれる設定は面白いが、あの細菌兵器、あんなにしょぼいものなんだろうか。あれじゃ怖くないよね。娯楽作としてはまあまあかな。[投票]
★3ヘヴン(2002/米=英=仏=伊=独)お気に入りのケイト。素晴らしい映像。天上に繋がる限りない永遠。だが、キェシロフスキーではない。 [review][投票]
★4ティアーズ・オブ・ザ・サン(2003/米)想像通りの映画だったが、これがなかなか甘いのは分かっていても憎い。こんなはずないと思っていても切なく人を愛しくさせる。戦闘シーンも迫力。やはりみんなの、人間への思い・心情が画面に伝わる。アメリカの指揮官まで、人道的に、、。でもこの際許そう。 [review][投票(2)]
★3“アイデンティティー”(2003/米)最初の出だしからスピード感があり、カットバックで画面が変わったり、やる気充分の演出。だれることなく面白いんですが、やはりラストですね。観客を意識しすぎで、ここまでやってくれると違反ばっか目につく。ヤリスギデス。 [review][投票]
★4マップ・オブ・ザ・ワールド(1999/米=独)最初見なきゃよかったと思った。こういうの厭なんです。でも、なかなかシナリオが綿密。見せます。拘置所に入ってからの主人公の人間としての成長振りには驚きます。引き込まれました。こういう良心作も作るのがアメリカのいいところ。ムーアはきれいだわ。[投票]
★3アイリス(2001/英=米)小説だったらいいハナシ。アルツハイマーが前面に出るから、あのカットバックがなかったらみんなご睡眠でしょう。ただ私の心に入ってこない。同じ素材では「ユキエ」の方が数段上。[投票]
★4Laundry〈ランドリー〉(2001/日)悪くない。演出、切れてないけど、素直にあるがままのものが溢れてる。きれいな美しいしかし現実的でない作りものの物語。ポエムなんだろうな。最後まで、窪塚の作った演技がざわざわしてる。高校生ぐらいの純朴な新人を使ってくれればいい映像になったと思う。[投票(1)]
★2TAXi3(2003/仏)何か下手なしゃれの連続を聞かされてるような、不出来のコメディーアクションです。何しろサービスしているつもりが、全然サービスたり得てない。追跡するのに自転車と、かけっこと言うのはパロディーになってない。惨めですよ。[投票]
★4フレイルティー 妄執(2001/米=独=伊)結構、緊張感が続き面白かった。アメリカのサスペンスは原作からしてそうなのかもしれないが、より異色・異常という毛色の変わった方向に行くんですね。本格ものも見たいね。[投票]