ムクさんのコメント: 更新順
ラブリーボーン(2010/米) | スージーを主人公にして視点を捉え描ききったことに心震える。ファンタジーで美しい世界は冗長過ぎるのが難だけれど意味はあると思う。 [review] | [投票(4)] | |
母べえ(2007/日) | 吉永小百合の最後の台詞に生々しいまでの生を見た。本当に大切な人ってこういうことだ。生きるってそういうことだ。ガツンと響いた。 | [投票(1)] | |
ノーカントリー(2007/米) | 血があって、骨があって、本物の肉がある。生々しく、流れる血は本物で、現実だとしか思えない。これはつくられた世界ではなく本当なのだと錯覚するほど。緊張に満ち、一息もつけない。 [review] | [投票(8)] | |
ロボコン(2003/日) | 元々ロボコンが大好きだったのだけれど、この映画を観て以来、以前以上にドキドキするようになってしまった。私、馬鹿だ。だけどおもしろかったんだよー! [review] | [投票] | |
きみにしか聞こえない(2007/日) | 後から後から降り積もるように伝わる想いがなんてせつない。 [review] | [投票(1)] | |
ただ、君を愛してる(2006/日) | 世界が綺麗すぎて日常から乖離したような印象を受ける。けれどそれが嫌ではない。現実だとは思えないほど綺麗なものだけで作られた世界だけれど、どこかにあって欲しいとも思った。切ないというよりただただ綺麗。 [review] | [投票(1)] | |
アース(2007/独=英) | どうやって撮影したのだろう? 不思議でたまらない。撮影するという行為に対する影響が感じられない、そのままの自然や動物の姿を観ることができたように思う。畳み掛けるように語られたエンディングには素直に深く共感した。 [review] | [投票(1)] | |
そのときは彼によろしく(2007/日) | きれいで、やさしくて、不器用な、そんな人たちばかりが出てくる稀有な世界。水草の繊細で透明な緑と、秘密基地がある湖のほとりの深い緑と、キラキラと輝くプリズム。美しい世界だった。 [review] | [投票(1)] | |
ダイ・ハード(1988/米) | 裸足だし、ランニングだし、不死身でもないし、ヒーローになりたいわけでもないのに、なのに何て格好いいんだろう。貫かれる行動の一貫性に痺れました。脚本の練られ方も最高です。 | [投票(1)] | |
虹の女神(2006/日) | 彼女の死から物語ははじまって、一見穏やかに話は進む。けれど、はじめはほんの小さな波紋だった感情の揺れが、幾多もの細波になって世界を揺さぶる。切なくて、もどかしくて、行き場がなくて。胸を締め付けた。 [review] | [投票(3)] | |
プラダを着た悪魔(2006/米) | 仕事をしている人間にも、普通に仕事をしている(と思っている)人間と、真に仕事をしている人間の二種類が存在することを教えてもらいました。題名からしてブラボー! メリル・ストリープの存在感あっての映画です。 | [投票(2)] | |
暗いところで待ち合わせ(2006/日) | 小さな幸せが例えようも無い幸せに感じた。傷つきやすい柔らかな優しいもので満たされているお話だと思う。丁寧に丁寧に描かれ演じられた世界に感情を揺さぶられて、心から悲しくて、幸せにもなった。凄い映画だと思う。 | [投票(4)] | |
デイジー(2006/韓国) | 全く無駄な言葉がありません。設定やストーリー展開のありきたりさとは比較にならないほど、言葉が選ばれています。言葉が少ない分、表情で、仕草で、静かに雄弁に感情が語られています。心からの拍手を! | [投票(2)] | |
夜のピクニック(2006/日) | 大切な仲間の前で語るとき、心からの言葉しか発せない彼らはなんて不器用で眩しいのだろう。 [review] | [投票(1)] | |
めぐり逢い(1957/米) | ハーレクインロマンス的な展開を見せながらも、ヒロイン デボラ・カーの芯の強さや気高さが、ラブロマンスにありがちな映画とは一線を画している。 [review] | [投票(2)] | |
私の頭の中の消しゴム(2004/韓国) | 「お涙頂戴映画」とは一線を画していると思う。この映画の中には二人の歩んできた人生の重みや深みが見事に秘められているから、同時に失われるものの重みやその切なさに、勝手に胸を打たれた。 [review] | [投票(1)] | |
さよなら子供たち(1987/独=仏) | 喉の奥から膨れ上がってくる濁流のような感情。忘れることはない。 [review] | [投票(3)] | |
きょうのできごと(2003/日) | 時間軸の飛び方が好きだ。本人にとっては劇的な、けど周りから見れば些細な出来事。それが繰り返され結局は次の日の朝が来る。そうして毎日が過ぎていく。そういう気だるく緩い時間の流れが感じられていい。実際の上映時間より長くまったり寛げた気分だ。 [review] | [投票(3)] | |
焼け石に水(1999/仏) | フランツを可愛がりたい。あたしが。 [review] | [投票(1)] | |
花(2002/日) | 作りとしては地味で淡々としているかもしれない。けれど、突然堤が崩壊するように強く感情を揺さぶられた、後をひく映画だった。柄本明が主役ではないのが不思議に思える。 [review] | [投票(3)] |