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ペンクロフさんのコメント: 更新順

★3女ガンマン 皆殺しのメロディ(1971/英)ラクエル・ウェルチが裸にポンチョという永井豪の漫画みたいな格好なのに、案外サービスカットが少なく真面目なトーンで愚息も意気消沈。悪漢アーネスト・ボーグナイン兄弟がドジっ子で愛嬌ある連中なのも余計だと思った。[投票]
★3捜査官X(2011/香港=中国)シャバで築いた家庭を守るべく傷つき続けるドニーさんに比べ、金城武は別れた嫁に金を借りる程度で苦労が少なすぎる。その違いは圧倒的な色気の差となって画面にあらわれるが、最終的にはジミーさんの存在感が映画すべてを塗りつぶしてしまう。本物…[投票]
★3破壊!(1974/米)エリオット・グールドのヒゲはグルーチョ・マルクスか。『フレンチ・コネクション』影響下の映画で、チンピラ刑事が標的の悪玉にバンバン接触してガンガン挑発するのが面白い。公衆便所からの反攻には胸が熱くなる。[投票]
★4孤高の遠吠(2015/日)心底恐ろしい「田舎は地獄」映画。 [review][投票]
★3新少林寺 SHAOLIN(2011/香港=中国)いくらでも眺めていられるアンディ・ラウの顔面力が堪能できるが、物語はどこか観念的で実感を伴わない。美しい撮影とCGでコーティングされすぎたか。[投票]
★5スペシャルID 特殊身分(2013/中国=香港)野卑で無頼ながらなんともいえぬ愛嬌とあたたかみを持つ主人公が実に魅力的で、ドニーさんこんな役もできるんだなあと驚かされた。緩急豊かな擬斗が各々の人間性を表現しきっており素晴らしい。[投票]
★2神様メール(2015/ベルギー=仏=ルクセンブルク)いろいろ納得いかず、笑えず。ブリュッセルって広島市くらいの都市だ。この狭さがそのままキリスト教の了見の狭さに繋がっていて、居心地が悪い。いじりかたが半端なんだ。JCVDよりJCいじれよツッコめよ、と思う。[投票(1)]
★3ズートピア(2016/米)ウォルト・ディズニー・カンパニーは子供向けアニメーションや愚民向け遊園地を通して、長年にわたり差別的偏見やステレオタイプを世界に浸透拡散させてきた悪の秘密結社である。 [review][投票(8)]
★3デッドプール(2016/米)楽しいんだけど翌日には何も覚えてないタイプの映画。ガタイのいい男がデッドプールのスーツ姿になると小柄に見えるのはなぜなのか。[投票]
★3激戦 ハート・オブ・ファイト(2013/香港=中国)不幸山盛りの人情爆撃はやりすぎだし、人物の動機も今ひとつ不明瞭ながら、バッキバキの肉体を作った演者たちは凄い。クリスタル・リーの美しさと輝きには胸を打たれる。[投票]
★2心が叫びたがってるんだ。(2015/日)一見よさげな悩める青春群像が、問題の核心に触れぬままウヤムヤに。トラウマやアイデン&ティティの問題が結局は色恋沙汰に収束する。作り手の青少年への侮りは許しがたく、大問題と思う。ビジュアルはとても快いのだが。[投票(2)]
★3将軍様、あなたのために映画を撮ります(2016/英)シン・サンオクは当時の韓国を代表する才能だった。恐ろしくも奇っ怪な拉致事件の中で、収容所で『大脱走』気分になる監督や亡命しながらスローモーション気分になる女優、映画好きってのはホントしょーがねえよな、と微笑ましい。[投票]
★3フォーカス(2015/米)誰がどう見てもエロい美人女優が劇中では色気なし女という設定になってて観客的にはニヤニヤできるというこの虫のいいジャンルって、なんか名前ついてるんですかね。このジャンルもっと突き進めていいと思います。[投票]
★5イップ・マン 継承(2015/中国=香港)かつてドニー・イェンブルース・リーを異常に好きなだけの、戦闘的な若き武打星だった。彼が年を経て、かくも円熟の境地に達して映画を作ってくれていることに心から感謝したいと思うのだ。 [review][投票(5)]
★3バッドサンタ(2003/米=独)ラブ・アゲイン』のグレン・フィカラ&ジョン・レクアによる脚本作という理由で観た。皆さんこのコンビは外さないから注目しといて損はないです。ビリー・ボブ・ソーントンがほとんどビリー・ボブ・ソーントン役で素晴らしい。[投票]
★3狼たちの絆(1991/香港)良くも悪くもマンガながら、マンガを立派にやりきってみせるチョウ・ユンファレスリー・チャンは本当に銭のとれる役者たちだ。『冒険者たち』にしてはおかしいとずっと思ってたから、ラストシーンの種明かしには膝を打った。[投票]
★3フィリップ、きみを愛してる!(2009/仏)「ゲイライフには金がかかる」など、腑に落ちない点をたくさん抱えたまま進むので話に全然のめり込めず。演者は頑張っている。[投票]
★3ドント・ブリーズ(2016/米)空き巣ならともかく、押し込み強盗をやるにはあまりにも計画、準備、覚悟が足りてないヤングドリカム。映画はちゃんと怖いんだが、そのへん気になる。[投票]
★4インビジブル・ターゲット(2007/香港)作り手の情熱そのもののような映画だ。ちょっと山盛りすぎてとっちらかってるものの、心を揺さぶる印象深い場面は数えきれぬ。気負わず等身大をさらけ出しているジェイシー・チェンが突出して輝いており素晴らしい。[投票]
★3アノマリサ(2015/米)パペット・アニメーションとして技術的にはとてつもないことをやっているのだが、お話はチャーリー・カウフマン近年の作風「オレの病気につきあってくれ」もの。どうでもいい芝居こそをいっさい省略しない姿勢は買える。[投票]