ハムさんのコメント: 投票数順
祭りの準備(1975/日) | ひたすら閉塞した情況を描く映画でありながら、希望らしきものを感じさせてくれのが嬉しい。この世界の外にもまた世界があるのだと、僕にはそう感じられた。 | [投票(2)] | |
帰らざる日々(1978/日) | 強いと思っていた男(江藤潤)や女(浅野真弓)が、実は弱い部分も持っているのだと気付くと、またひとつ大人になることができる。誰もが寂しかったり辛かったり、嫌な想いを抱えて生きている。 | [投票(2)] | |
白い家の少女(1976/カナダ=米=仏) | 他人の領域にずかずか踏み込んでくるアメリカ人的な良識に断固として「No」を突きつける。誰にでも他人に関心を持ってもらいたくない事柄が存在するものなのさ。 | [投票(2)] | |
ミスター・ノーボディ(1975/独=仏=伊) | 俺の大嫌いなヘンリー・フォンダがかっこよく見えるその瞬間、マカロニはモリコーネに支えられていたのだなあと気付くのであった。 [review] | [投票(2)] | |
切腹(1962/日) | 「次に何が起こるんだろう」という緊張感が最後まで途切れない。個人の状況と社会の規範の衝突を見事に描き切った。ただ仲代のセリフはもう少し減らしたほうがよかったのでは。そう思わせるほど画面から十分に伝わるものがあった。 | [投票(2)] | |
大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966/日) | 大阪城でご休憩なさるバルゴンがなんかいい感じでした。癒されました。 [review] | [投票(2)] | |
ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒(1999/日) | つっこみどころ満載なうえに熱くなれる場面もあって、大変楽しかったです。仲間ユキエも良いです。 [review] | [投票(2)] | |
世界大戦争(1961/日) | 金や技術が無いから特撮を選択せざるをえなかったのではなく、特撮という手法を意識的に選択したのだと思わせる映画。 [review] | [投票(2)] | |
破れ太鼓(1949/日) | 阪妻のアナクロなキャラは受け入れがたいが、周囲の人間があまりに趣味が悪すぎて共感できないため、必然的に阪妻に肩入れすることになるのであった。 [review] | [投票(2)] | |
暗殺の森(1970/伊=仏=独) | 列車内でジュリアとマルチェロがいちゃつくシーンはあまりに幻想的でエロティックだった。差し込んでくる夕陽とガラスの写り込みの美しさにため息。 [review] | [投票(2)] | |
人情紙風船(1937/日) | 追い詰められ踏み付けにされてきた人間達のささやかな復讐。雨の中に立ち尽くす浪人の姿はあまりに痛々しかった。 [review] | [投票(2)] | |
バグダッド・カフェ(1988/独) | 自分が全く必要とされていない場所で自分の存在価値を作り出していく過程が自然で好感が持てた。ひとつの場所からほとんど移動しないのにロードムービーの趣きがあるのがよい。そういう普遍性もあるのだと思った。 | [投票(2)] | |
クルーエル・インテンションズ(1999/米) | こんな乳も出ないエロサスペンスは人の死なない戦争映画ぐらい味気ない。でも皆さん足が綺麗な形をしてたので大目に見ます。 | [投票(2)] | |
仁義の墓場(1975/日) | ただひたすら他人に迷惑をかけるだけのこの男が主人公ならばもっと狂気と魅力に溢れるキャラにしないと娯楽映画にはなりえない。 [review] | [投票(2)] | |
生きる(1952/日) | 人生に真面目に取り組む気にさせる作品。日本人の誇りだ。 [review] | [投票(2)] | |
山の郵便配達(1999/中国) | 自分もこの老人のように、自分の職業に誇りと喜びを持ってリタイアしたいものだと思った。 [review] | [投票(2)] | |
メン・イン・ブラック2(2002/米) | 小ネタ、パロディの切れ味と量は相変わらず。頭使わなくていいし、感動を強要されることもないし、気軽に楽しめる娯楽作品だ。 | [投票(2)] | |
青い凧(1993/中国) | 第二次大戦後の中国を描く映画は色々見たが、どの作品でも共産党政権のやることはえげつない。そんなにもひどい国だったのだろうか、当事者で無いものにわかるはずもないのであった。 [review] | [投票(2)] | |
ストリート・オブ・ファイヤー(1984/米) | どうしてこれが映画のなかの出来事であり現実ではないのか。どうしてこれは寓話にすぎず実話ではないのか。ラストの『今夜は青春』を聞くたびにその想いは強くなる。 [review] | [投票(2)] | |
ダイナソー(2000/米) | たしかに映像は凄かった。ストーリーがしょうもなかったので余計にそのことが印象に残っている。だがこの程度ならあと二、三年すれば「こんなショボいので驚いてたんか」と思うだろう。 [review] | [投票(2)] |