グレゴリー・ペックの映画ファンのコメント
AONIのコメント |
ブラジルから来た少年(1978/英=米) | ナチ狩りVS.ナチ作り。老体鞭打つ大物俳優同士のタイマン対決は生々しく、そして少し笑ってしまう。 | [投票] | |
白い恐怖(1945/米) | テルミンの使用&ダリの起用はこの際どうでもいい。真犯人が口走った台詞の一部を反芻させて、その重大性を浮かび上がらせる演出&カメラの下に拳銃を握る木製の手を固定して、画面奥の標的まで焦点を合わせたパン・フォーカス撮影こそ語り継がれるべきだ。 | [投票(4)] | |
世界を彼の腕に(1952/米) | 仲が良いのか悪いのか。何かと張り合ってばかりいるグレゴリー・ペックとアンソニー・クインの2人。 花嫁奪還シーンは『カリオストロの城』を彷彿とさせる。 | [投票] | |
炎のロシア戦線(1944/米) | ハリウッドが赤軍パルチザン(対ナチスの共産主義ゲリラ部隊)を英雄的に描いていることに、まだ大戦中という時代を感じる。数年後には赤狩りをやる国とは思えない・・・。 | [投票] | |
シーウルフ(1980/英=米) | 英軍OBで結成された爺さま部隊の大奮闘に泣ける。おまけに、彼ら同様にオンボロな船にも泣ける。下半身が唯一現役なR・ムーア、濡れ場も一手に引き受ける。 [review] | [投票] | |
アラバマ物語(1962/米) | 日常のすべてが冒険とスリルに満ち溢れ、空想と現実の世界に垣根がなかった子供時代。そんな子供の純粋な視点による語り口が、差別と偏見に満ちた大人たちの現実世界を炙り出してゆく。しかし、作品が持つメルヘンチックな雰囲気は最後まで失われない。そこが、この作品の魅力。 | [投票(1)] | |
白鯨(1956/米) | 暗い過去を背負って独り生きている、エイハブ船長の狂気にも似た執念。ある意味、フィルム・ノワールです。 | [投票] | |
アラベスク(1966/米) | 暗号解読の為にグレゴリー・ペック教授を巻き込んどいて、このオチはねえだろ! シャワー浴室での洒落たやり取りや、スパイ映画らしいポップでサイケな映像は楽しいが、二転三転の上に四転ぐらいはする展開はチョットやり過ぎ。 [review] | [投票] | |
ゼロの決死圏(1969/米) | 中国主席とピンポンしながら政治論争。ハリウッドが描くヘンテコ中国ワールドに迷い込んでしまった名優グレゴリー・ペックには同情を禁じ得ない。 | [投票] | |
日曜日には鼠を殺せ(1964/米) | 革命家は“神”なぞ信じないし、そんなモノのために動かない。信じるとすれば“志”のみ! | [投票] | |
拳銃王(1950/米) | 武勇の名声を掴んだ者の代償。鋭い視点で伝説のガンマンの晩年を描いた画期的作品。ニューシネマの先駆けと言える? 彼は家族に会いたいだけなのに・・・。 | [投票(1)] |