東出昌大の映画ファンのコメント
寒山拾得のコメント |
スパイの妻(2020/日) | なんと黒沢のカント主義宣言。高橋一生は9.5ミリ映画で世界を救わんとする(含『河内山宗俊』のネタバレ)。 [review] | [投票(8)] | |
福田村事件(2023/日) | 加害側の動機が綿密に描かれるのが大いなる美点、恐怖は人を狂わせる。放心したような最初の婦人が忘れ難い。朝鮮飴売りの碧木愛莉が可哀想で真剣に腹が立った。 [review] | [投票(1)] | |
寝ても覚めても(2018/日) | 困った不思議ちゃんがまたひとり [review] | [投票(3)] | |
散歩する侵略者(2017/日) | 音楽が周到に示す通りの笑えぬコメディとして観れば上々。松田龍平や高杉真宙のヌボーとした存在感や恒松祐里のアクションが面白く、ピンボケのストレスが殆どない撮影は当節貴重。 [review] | [投票(3)] | |
青春ジャック 止められるか、俺たちを2(2023/日) | レーニンの内乱論講義する予備校講師の伝で予備校にカネ出させて初監督、してその内容はアイドルお受験映画、という情けない展開を本作は嘆くでもなく淡々と回想する。足立正生の件含め若松プロ冬の時代に違いなく、よくここから復活したものだと感慨しきり。 | [投票] | |
桐島、部活やめるってよ(2012/日) | 吹奏楽部が奏でるのが「ローエングリン」なのだから、このクライマックスは『チャップリンの独裁者』だ。 [review] | [投票(1)] | |
菊とギロチン(2018/日) | 本邦アナキストがいかにスカタンだったかの記録と思えば情けなくも興味深い。 [review] | [投票(1)] | |
クリーピー 偽りの隣人(2016/日) | アブナイ人を描く保守性がご近所の風評レベル。ホラー映画の根っこはキリスト教再興だから、本質に突き当たったと云うべきか。 [review] | [投票(3)] | |
聖の青春(2016/日) | 裏テーマはモテない男の性処理。原作にはなく、向井康介が冴えまくっている。「金玉取ったんで、もうアダルトビデオいらなくなりました」。 [review] | [投票(2)] |