愛甲悦子の映画ファンのコメント
風音(2004/日) |
少年と母親と老婦人の互いにリンクしない一夏の物語が各々に決着をつけた後に風に舞う紙吹雪の下に結合されて閉じていく。その端正な折目正しさに久しく忘れていた心地良さを覚えた。それにしても東陽一の描く子供たちは本当に子供らしく愛しく懐かしい。 (けにろん) | [投票(1)] | |
お互いに何の関わりも持たない登場人物たち。「風音」だけが彼らを結びつける。逆に考えれば、「風音」が彼らのアイデンティティになっているとも言えようか。[エルガーラホール (アジアフォーカス2004)] (Yasu) | [投票] | |
沖縄の風習を描いて深みなく余所行きな印象。でも『沖縄列島』 (69)以来の拘りを持ち続けたのは偉いと思う。 [review] (寒山拾得) | [投票] |