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フェイ・ウォンの映画ファンのコメント

恋戦。OKINAWA Rendez−vous(2000/香港) 恋する惑星(1994/香港) 2046(2004/中国=仏=独=香港)が好きな人ファンを表示する

パッチギ!(2004/日)************

★4溢れる破壊衝動と激しくも淡い異性への思いを抱えつつ、自らの動かしがたい境遇と社会の巨大な矛盾に気づき、思春期の少年たちは虚勢だけをたよりに日々を生きる。その全てが一気に昇華されていく河原の決闘シーンでは、共感と郷愁の涙が止まらなかった。 [review] (ぽんしゅう)[投票(13)]
★44年前のW杯日韓大会最終日に『ユリョン』のコメントを確信犯で投稿した。そして本日4年後の今日、テポドン撃たれて総連と民団は和解を白紙撤回したそうです。 [review] (sawa:38)[投票(4)]
★4その時代、その時代、日本人は日本人それぞれにその時代の自分にできることを精一杯やった。在日も同じ。それを後から理屈では何とでも批判できる。そんなここ20年くらいの風潮に、理屈型エンターテインメントで攻めてくる。何かを解決する映画じゃない、投げかける、戦争することに意味がある。 (SUM)[投票]
★4いい映画だなあ。青春の息吹がみなぎっている。ラストに向かうまでのみんなの激しい鼓動。うごめく心。動きようのない閉塞性。そのとき青春していた私としてはまことに自分の私小説のような映画で緩やかなほほを伝わる涙が時代を超えた。 [review] (セント)[投票(12)]
★4結局のところ「時間」でしか解決できない問題というのは存在するのだろう。単純に歌のメロディーがいいんだな。 (赤い戦車)[投票]
★5前半の散漫にみえた数々のエピソードを、葬式のシーンから一気にシンクロさせる構成に、全身の毛穴が総毛立った。これできる脚本家って、なかなか現在の日本映画界にはいないんですよね。三谷さん、クドカン、羽原さん、全員舞台出身の人たちだけど、やっぱり場数をこなしてるからか、群像劇を書くのが上手い。 (Linus)[投票(1)]
★4おぉ『ゲロッパ』より全然オモロい。『ガキ帝国』からは隔日の感がある。ひと(井筒和幸)は進歩するんやね。☆3.8点。しかし…、 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★4ガキ帝国』『岸和田』の男子祭り系譜と『のど自慢』『ゲロッパ!』の歌謡映画系譜を巧みにミックスさせた集大成と言えばそうだが加減が程良すぎる一方なおざりな感じもした。「朝鮮人になれる?」の真摯な問いへの落とし前位はつけるべき。 (けにろん)[投票(9)]
★5大笑いしているのに、知らない間に泣いている...そんな、感覚はひさしぶりだ。日本人・朝鮮人の区別なく、あたしたちもいつかは、イムジン河をこえて、手をとりあって暮らしていきたいものだ。そんな日がきっと来る、そんな風に思える映画だ。 [review] (kazby)[投票(1)]
★4第一に登場人物(役者)たちの放つ輝き、第二にフォークルの音楽をはじめ数々のガジェットが表現する時代感、第三に観光地ではなく生活地としての新鮮な顔を見せる京都の町。これらの圧倒的魅力が、このベタな直球勝負を勝ち戦へと押し上げている。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★4この井筒和幸のテンションの持続は大したもんだ。私も一部のシーン、例えば葬儀シーンの述懐や、クライマックスのクロスカッティングなんかは平板だと思うのだが、しかしそれも帳消しになるぐらいパワフル。描き方に過不足はあっても、とにかく「やりたかったことがきちんとやれている」映画の清清しさがある。 (ゑぎ)[投票(7)]
★3最初のケンカのエネルギーが、ほぼ2時間持続する。怒涛のごとく過ぎていく上映時間!驚いた、このパワー。まさに今の日本映画に稀有な、エネルギッシュな爽快感。エンターテイメントのみに終わらせず、問題点は問題点としてきちっと心に残る。 (茅ヶ崎まゆ子)[投票]
★3いい意味でも悪い意味でも2004年に作られた作品に見えない。80年代のテレビドラマを見ているような気になるのは、別に大友康平が出ているからではなく、職人たろうとする監督井筒和幸の頑固さゆえなのだろう。本作と比べると、『GO』は粗が目立つ一方で新鮮だったのかもしれない。 (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★3時代背景、政治背景をいいネタに挟み込むワサビのように、説教臭を排してピリリと活かす。普段の井筒監督のテレビでの発言からすると、手の込んだ仕事です。メインのネタメンバーから刺身のツマのオダギリジョーまで、いつもながら切り取り方がうまいです。 (chilidog)[投票(2)]