★5 | その映画館の足下で、銀座線が規則正しく走っていく。 [review] (浅草12階の幽霊) | [投票(5)] |
★3 | 現人神とされ世間から隔離された男の奇妙な感覚のズレと、人間として当然持ち得ている感情のユーモラスな発露をイッセー尾形は見事に演じきった。桃井の醸し出す茫洋さも、なるほどあの男の妻とは、こんな女だったのかも知れないと感じさせる説得力があった。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 人間になりたかった天皇(そして彼に「太陽」であることを求めた国民)[銀座シネパトス2] [review] (Yasu) | [投票(7)] |
★3 | イッセー尾形の集中力が凄まじい。2時間見入ってしまった。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 会話から伝わってくる「血の通ってない感じ」が物凄い。一番衝撃的なのがラスト。ぞっとしました。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★5 | 現御神として密封世界で遠く戦争を見てきた男が世界が転倒したときにどうなったかの考察だが静物のような彼の佇まいに変化はない。趣味の研究や米女優写真鑑賞に勤しむ外界では冥界と化した街が横たわる。皇后帰還に伴い顔を埋める感情発露こそ彼の人間宣言。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 別に史実に忠実な訳ではない、しかも外国人の手になる作品。なのに、なぜこんなにもリアルを感じるのか。 (SUM) | [投票(2)] |
★4 | 「歴史とは死児を想う母親の哀しみである。」 [review] (鷂) | [投票(2)] |
★2 | 実験容器上の人物観察映画。1アイディアだけで2時間押し切るのはやめてもらいたい。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(11)] |
★4 | まあ、感想を述べるのが非常に難しい映画ですね。イッセー尾形は、いろいろな意味で難しい役を見事にこなしていると思います。下手すれば命を狙われかねない訳ですから・・・・・。
(TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | 久々に映画を観ながら時分自身の心に問いかける。という貴重な体験をさせていただきました。 [review] (甘崎庵) | [投票(10)] |
★3 | 時間の流れも時代の空気も密閉された空間からも、解き放たれた時に遭遇する混乱を体験し、<天皇>とともに受け入れる。それだけの為に存在する静かな2時間。 (chilidog) | [投票(1)] |
★4 | ソクーロフ、脚本のアラボフは実に裕仁天皇のことをよく勉強しているし、海外資本の映画でなければ彼をここまで深くえぐり込むように描くことはできなかったろう。だが、やはりイッセー尾形の演じたのはロシア人の夢想する、お伽の国の王様の匂いがする男だ。 [review] (水那岐) | [投票(12)] |
★1 | この半可通は戦争への加担を個人的な感傷に矮小化する標本オタクとして昭和天皇を描くのだから恐れ入る。鶴など闖入させて気味が悪い。 (寒山拾得) | [投票] |