★3 | 女優がすばらしい。同僚のケリ・ガーナー。医師のパトリシア・クラークソン。とりわけ兄嫁のエミリー・モーティマーは天使のように清らかに美しい。これはモーティマーを好きになるための映画。「人形」演出にはもう一工夫ほしい。人形と町民の交流演出が薄味だ。夜の闇がやたら恐ろしく描かれているのは印象に残る。 (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 何事も「きっかけ」が大事。彼を取り巻く環境も変わっていく。そして、兄弟や夫婦、また地域社会のこと。この設定にして純真無垢無垢な物語に仕立て上げるストーリテリングはすごい。決して「感動」の押し売りのない、ラースと町の人達のお話。 [review] (ナッシュ13) | [投票] |
★3 | アイディアはそれなりに面白く、目指したのは心温まる自立物語なのだろうが、ことの成り行きや落としどころに透けて見える「お話しの良心」にのり損なうと、只の嘘で固めた結論ありきの絵空ごとにしか見えなくなる。嘘のつき方に、映画的工夫が足りないのだろう。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 人形が人間扱いされることの可笑しみと悲哀が充分に演出されていない。完全に、人形を巡る人間模様に焦点が合わされており、ラースが人形を「Real Girl(本当の女の子)」として愛する主観視点は演出家の眼中に無いかのようだ。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |