★4 | なるほど文学座 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★5 | 昭和28年のキネマ旬報年間ベストテンで、小津安二郎の『東京物語』を2位に抑えてベストワンになった作品らしい。すべてをさらけ出さずにいられない豪腕のキャメラ・クローズアップによって浮かび上がる悲しい女達。美術といい、明治風俗をよく考証したセットといい、映画職人たちの底力を感じる名作。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | どの女も必死で生きてるのに、どの男もだめ街道まっしぐら。第三話の「お力」の性格描写が『州崎パラダイス 赤信号』の蔦枝と似てるなぁと思ったら、同じ脚本家でびっくり。なるほど。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★4 | 映像処理が今見ても斬新だ。「十三夜」の人力車風景はビスコンティの「白夜」にも影響?「大つごもり」のデシーカ風。特に「にごりえ」の動的な俯瞰映像は今でもわくわくさせられる。 [review] (セント) | [投票] |
★2 | オムニバスは突出した挿話が牽引するか、或いは挿話間のハーモニックなバランスが身上。新派劇みたいな安っぽい情緒と私小説的糞リアリズムが同居し両者は相容れずに分離してる。中庸な第2話が弾き出されて浮かぶようでは粋でない。尺足らずの感も拭い難い。 (けにろん) | [投票] |