★4 | 他人の家に足を踏み入れるのって、実はこれくらい緊張感がある。 [review] (tomcot) | [投票(3)] |
★5 | 「愛について」とことん悩み追及する人たち。やはり、ジーナが本格的に出演する場面が増えてから迫力が出る。でも実際夫婦なのに姉弟の役柄というのも奇妙だし、色っぽいですね。力作。 (セント) | [投票(1)] |
★5 | これはちょっと凄いよ。商業主義とかけ離れた映画の最良のスタンスとはこういうものじゃないか。それは一度見たら忘れられない突出した魅力を放つ夢の中のバレエ・シーンも含めて。この演出は本当に凄い。こんな映画を作ってしまうことは心底凄い。そしてジーナ・ローランズの壊れたキャラクターは堪らなく愛おしい。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 一人の孤独は救われる、逃げ道があるから。だけど二人で居る時の孤独はかなり痛い筈。そこから生まれる拒絶を知った時、もう戻れないと感じるのが人間の心理ですよね。良く解ります。本作に記される愛の裏側は、真相を突く面白みが隠されていると思えました。 (かっきー) | [投票] |
★5 | それまでの集大成であることに異論はない。しかしこれだけの傑作を作っておきながら、カサヴェテスの演出にはまだ底を見せきっていない部分があるのが恐ろしい。あと10年生きていればどれほどの激震を映画界に与えたか。彼は映画の真理に近づきすぎたがため、イカロスのように墜落死してしまったのだろう。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 2人を交互に描く前段が圧倒的で崩壊きわきわの心理状態を冷視する客観描写が底冷えしそうだ。しかし、どんな壊滅のカタルシスが待ってるのかと思ったら両者が合流し何だか生温い曖昧感情が付け入ってくる。それでも振り切るラストカットの気障さは流石だが。 (けにろん) | [投票(1)] |