★5 | 映画史上に残るラスト。 (もしもし) | [投票] |
★4 | 不連続から非連続へ。こちら側の裂け目から垣間見える妖艶な世界にとり憑かれ、ふと気がつくとこちら側と断ち切られた妖気の世界が目の前で踊る。高みの見物と決め込むが良い。連ならざる世界など立ち入らぬが良い。魂のやり取りなどせぬが良い。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★2 | 『ツィゴイネルワイゼン』が10年以上寝かせた特上のワインだとすれば、こいつは即席のカストリ酒だ。ペラい役者が織りなす清順歌舞伎というより紙芝居。余裕の無い優作は木偶の坊にしか見えなく、陽炎座の部分も冗長としか思えない。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 見世物小屋の覗きからくりから見た、無惨絵の世界。心が血を流すのを、見ていたのか、それとも見られていたのか。早く蓋をしないと、こちらの世界とつながってしまいそうで怖い。 (リーダー) | [投票] |
★5 | 確かドーム式の映画館で見たような。また見たいなあ。 (ユージ) | [投票] |
★5 | 彼女の口に含んだ橙色のほおずきを、手にとった瞬間、丸髷の下の、黒い濡れた瞳が、力強く嬲る。血の味をベロの先で感じ乍ら、桜色に染まった頬を指でなぞると、湿った肌が絡みつく。やがて季節は過ぎゆき、四度目の逢瀬は恋に変わる。 (Linus) | [投票(2)] |
★5 | 省略の妙が生みだす夢と現実のあわい。此岸と彼岸をつなぐモンタージュ。このふてぶてしさ。清順の人を食った笑いが聞こえるよう。 (crossage) | [投票(1)] |
★5 | 『ツィゴイネルワイネン』の方が好きだけど、でも5点ですね。会話が交錯していないでしょう。日本人てそういうところありますよね。目線と会話がかみ合わないところ。泉鏡花は関係ありませんね。 (chokobo) | [投票] |
★4 | 思い出すとつまらない映画だと思うんだけど。こういう類の映画があってもいい。 (dahlia) | [投票] |
★5 | あやかしの映画。薄暗い中に原色が溢れては消えてゆく何とも不可思議な空間。 [review] (ワトニイ) | [投票] |
★5 | 訳の分からぬものに翻弄される気持ち良さを味わうならコレを観よ。万華鏡の如く広がる世界に出口なし。 (マッツァ) | [投票] |
★5 | 死人に口あり。 [review] (町田) | [投票(2)] |
★5 | まさしく、目眩めく映画。 [review] (鷂) | [投票(1)] |
★5 | うぶな人も、突然なにかどこかが開花してしまうような説得力あり。 (tomcot) | [投票] |
★4 | こちら側とあちら側をつなげてくれるはずの松田優作が、いつまでたってもこちら側を離れられないのは残念。それとも主役がいちばん浮いている、というそれは清順のねらいなのか。 (tredair) | [投票(1)] |