★4 | 日活らしいスタイリッシュな見せ場連発に清順演出は何と馴染みが良かったことか。江角英明の星ナオミへの余りにも短い恋の件が最高に素晴らしい。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | “平凡”と“奇抜”のバランスが非常に悪いのだが、もしかするとそれが清順の(少なくとも日活時代の)本質なのかもしれない。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 大量の情報を簡潔に凝縮した脚本を得て、意表を突くカットつなぎや作為的なフレームイン・アウトが物語の進行を阻害することなくむしろ推進力となり、いわゆる“清順美学”が突出せずに通俗娯楽と均衡を保って心地よい。底流の抒情(湿り気)も過剰にならずいい塩梅。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 全てがクールだ。(06・6・08) [review] (山本美容室) | [投票(1)] |
★3 | ハリウッドの模倣に終始していた当時の和製HB/ガンアクションは、一部大作を除けば、日活産だろうが東宝産だろうが、どれも退屈で、これもそういった凡作の一つなのだが、清順監督が何か新しいことをやろうとしていたことは一目瞭然である。そしてそれは全て冒頭のシークェンスに現れている。 (町田) | [投票(1)] |
★4 | とても凝った美術や演出がある「清順っぽい意匠の場面」とそうでもない場面の落差が激しい。モノクロではじまってパートカラーになってカラーで展開する、というところもオシャレ。映倫への配慮でカットしたというラストの残酷シーンも、かえって恐怖を煽っている。 [review] (tredair) | [投票] |
★3 | サディストの小林昭二、母親をケナされるとキレる川地民夫のキャスティングが面白い。普通この役は振らないだろう。あとはセットが面白いだけで、お話は滅茶苦茶(脚本はきちんと話ができているんだろうが)。 (水那岐) | [投票] |