★3 | 避難所や遺体安置所、ばあさんの家のセットなどが実にリアル。この再現力のおかげで底光りするフィルムになった。地に足の着いた演技陣で、画面に現れない「護られなかった者たち」の心のおらびも感じ取れる。二人の刑事の少し荒んだざらざらした質感が良かった。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 今年、初めて訪れた仙台は東京からすぐだった。以前なら遠い東北の出来事と感じていたと思う。清原・佐藤・倍賞が素晴らしかった。描かれている問題(震災後、生活保護)の重さと事件がうまくリンクしきらないのが少し消化不良ではある。★3.75くらい (ドド) | [投票] |
★4 | 真面目に撮ってる点で十分評価できる。画面から溢れる重厚感は、近年邦画では飛び抜けている出来。ただ、やはりひっかかるのもある。 86/100 [review] (たろ) | [投票(1)] |
★4 | 阿部寛のパートがやや目立ち過ぎと思う。エンドロールみて初めて「え?主役じゃなかったの?」と思ってしまった。 [review] (おーい粗茶) | [投票(1)] |
★3 | 難しい題材で、意志がなければ成立し得ない映画だ。その想いは評価に値する。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★3 | 3.11の悲劇と混乱が冒頭に置かれるが数年後の事件の動機づけに直接結びつかず、代わって浮上する生活保護申請の件が重心として均衡しない。担当者個人の問題に矮小化された感が拭えず居心地悪い。震災の描写が力のこもったものだけに尚更。演者は皆良い。 (けにろん) | [投票(2)] |