「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
オーソン・ウェルズのフェイク(1974/仏=イラン=独) |
前半はちょっと退屈だが、火星人来襲ネタやピカソネタのあたりはおもしれえなあ。哲学的な作品でもある。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] | |
別々の場所、別々の時間帯に撮られたショットが編集やオーバーラップを通して繋がれ、虚実を入り交ぜて進行されることで何が本当で何が嘘なのか、観客を撹乱してくる。オヤ・コダールの尻を眺める通行人のショット群でさえ、クレショフ効果のような「騙し」に思えてくる。虚構の映画ではなく、映画の虚構を暴く。全くもってこの作家の遺作に相応しいではないか。撮影も極めて美しい。 (赤い戦車) | [投票(1)] | |
フェイクをめぐるフェイクドキュという入れ子構造が何かの化学反応を呼び起こすわけでもないしウェルズ自身が自身について言及するに大ぼらこいてシャレのめしても今更感が拭えない。多分にテキトーだし何と言ってもネタに馴染みが無く面白さが解らない。 (けにろん) | [投票] | |
ペテン師が作ったペテン師の映画。前半一時間は退屈。後半17分は面白い。ルグランの音楽だけはフェイクじゃなかった。 (マッツァ) | [投票] |